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新たな観光地のコンエン、テト休暇に観光客で賑わう
〈写真:tuoitre-vn〉
ベトナム南部アンザン省に位置する観光地コンエン(Cồn Én)が近年、旅行者の間で人気を集めており、特に旧正月(テト)の休暇期間中は多くの観光客が訪れ、その魅力を満喫した。
1月30日、アンザン省チョモイ郡タンミー村にあるエコツーリズム施設コンエンには、数百人の観光客が訪れた。
訪問者たちは美しい自然の風景を楽しみながら、写真撮影に興じていた。コンエンはティエン川の中州に位置し、アンザン省とドンタップ省の境界にあたる。
コンエンの特徴の1つは施設全体がゴールア(Gỗ lũa)と呼ばれる水中で数十年眠っていた流木を活用している点である。
また、希少な四連番号のナンバープレートを持つバイクが多数展示されており、訪問者の目を引く。
さらに、ティエン川沿いには20カ所のフォトスポットが設置され、春の装飾が施されたエリアもあり、訪れた人々が記念撮影を楽しめるよう工夫されている。
施設内では伝統的な民間ゲームや川遊び、グループ向けのチームビルディング活動など、多様な体験型アクティビティも用意されている。
訪問者の1人であり、アンザン省ロンスエン市在住のハン氏は「孫たちを連れて記念写真を撮りに来た。ここは美しい景色と川が魅力である」と語った。
ドンタップ省カオラン郡から訪れたタイ氏によると、アクセス道路がやや狭く、これが改善されればさらに人気が高まるという。
コンエン観光地を運営するズオン・ヴァン・ギー氏によると、施設は午前7時から午後8時まで営業しており、無料で楽しめる伝統ゲームが50種類以上用意されている。
施設内には高さ26mの展望台があり、1つの流木から作られたユニークな建築物として注目を集めている。
また、入口には長さ24.5m、幅1.5~2mのベトナムの田園風景を描いた壁画もある。
ギー氏は「コンエンはティエン川に沿って約1kmの広さを持ち、他にはない魅力を備えている。今後はティエン川沿いのリゾート施設として発展させていきたい」と述べている。
その一方で「アンザン省とドンタップ省を結ぶアクセス道路がまだ狭いため、今後の課題として改善を進める必要がある」とも語った。
アクセス環境の整備が進めば、コンエンはさらに注目を集める観光地となる可能性が高い。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。