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大規模偽造コーヒー工場を摘発、大半を大豆でカサ増し

<写真:voh.com.vn>
ダクラク省警察はバンメトート市で100kgのコーヒー粉を販売していた雑貨店を追跡した結果、ビンズオン省とホーチミン市にある大規模な偽造コーヒー工場を摘発した。
調査の結果、これらのコーヒーは「Phát Hải chồn coffee」および「Coffee Phát Hải P」のブランド名で販売されており、いずれもビンズオン省トゥアンアン市にあるPhát Hải商業サービス製造社が生産していたことが判明した。
この会社はグエン・タイン・ハイ氏が会長、レ・ティ・タイン・タム氏が社長を務めており、本社はホーチミン市に位置している。
警察がサンプルを採取して検査したところ、カフェイン含有量は0.41%から0.46%で、包装に表示されている「1%以上」を大きく下回っていた。
ビンズオン省の工場を捜索した結果、2800袋(約1330kg)のコーヒー粉、7500kgの大豆、5500kgの粉砕されたコーヒー豆の皮が押収された。
また、2000kgの大豆と粉砕されたコーヒー豆の皮を混合した原材料や、加工機械、香料、包装材料も見つかった。
捜査の結果、ハイ氏はコーヒー粉の製造において、コーヒー豆を10%しか使用せず、70%を大豆、20%を粉砕したコーヒー豆の皮で構成していたことが判明した。
カフェイン含有量は0.39%から0.41%に過ぎないにもかかわらず、包装には1%と表示していた。
摘発を避けるため、家族や親族のみを雇用して製造工程を管理し、頻繁に包装デザインを変更していた。
調査によると、2024年の11ヶ月間で、344トン、約200億ドン(約1億1792万1570円)相当の低品質コーヒー粉を市場に流通させていたことが明らかになった。
現在、ダクラク省警察はハイ氏およびタム氏を偽造商品の製造・販売の容疑で起訴している。
同時にダクラク省ブオンホー町在住のルオン・ディン・デー氏(26)が、890kgの「Coffee HLP HUYNH LONG PHÁT」ブランドのコーヒー粉を無許可で販売していたとして摘発された。
デー氏は安価な大豆やカラメル、マーガリンを使用してコーヒー粉を製造していたことを認めた。
ダクラク省警察は2022年以降、12件の偽造コーヒー事件を摘発し、20トン以上の偽造コーヒー粉を押収している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。