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アパレル大手H&Mの子会社、10億ドル規模の工場を建設
2025年04月25日(本日)07時00分 公開

<写真:znews.vn>
スウェーデンのSyre社はベトナム中南部のビンディン省において、約10億ドル(約1428億円)を投じてポリエステル繊維のリサイクル工場を建設する計画を発表した。
工場は年間25万トンのリサイクルポリエステル繊維を生産可能な能力を持ち、2028年末の稼働開始を目指している。
Syre社はファッション大手H&Mとテクノロジー投資会社Vargasが共同出資する合弁企業であり、繊維廃棄物の再資源化を軸に、循環型繊維産業の構築を主たる事業としている。
今回の工場建設はベトナムを世界初の高度循環型繊維生産の中核拠点と位置づける構想の一環であり、再生可能エネルギーを積極的に活用した環境負荷の少ない生産体制の構築を目指すものである。
23日に行われたファム・ミン・チン首相との会談において、Syre社のスザンナ・キャンベル会長は、ベトナムが有する強力な繊維産業基盤と、再生可能エネルギー分野での進展を高く評価し、同国を戦略的投資先として選定した理由を説明した。
チン首相はこのプロジェクトが「緑の生産」として環境保護に寄与する点を高く評価するとともに、中央省庁およびビンディン省政府に対し、計画の円滑な推進に向けて全面的な支援を行うように指示した。
さらに、チン首相は国内資源の有効活用として、ハス繊維やジュート繊維、衣料廃棄物の活用を積極的に検討するように提案している。
この会談にはスウェーデンのヨハン・ンディシ大使も同席しており、科学技術、イノベーション、グリーントランジションなどの分野において、両国間の包括的かつ戦略的なパートナーシップの構築を提案した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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