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7区〜カンゾー郡のメトロ新路線、4区などへの駅追加を提案

<写真:cafef.vn>
ホーチミン市建設局は7区からカンゾー郡を結ぶメトロ路線計画において、沿線の接続ポイントおよび駅の追加設置を提案した。
この提案はホーチミン市財務局がまとめた報告書に基づき、同市人民委員会に提出されたものである。
同路線はビングループが投資提案をしている全長48.5kmの都市鉄道プロジェクトであり、現在の予備調査では7区およびカンゾー郡ロンホア街区にそれぞれ車両基地が設置され、途中駅は2か所に限定されている。
建設局によれば、今後の都市開発方針、公共交通指向型開発(TOD)モデル、さらには海洋経済およびグリーン経済推進戦略との連携を重視する観点から、4区と7区、ニャーベー郡、カンゾー郡に新たな接続ポイントおよび駅を設置する必要がある。
また、建設局は車両基地についても、公共機能を強化する設計とするように求めている。
さらに、同路線の一部をカンゾー橋と共用するルート案の検討や、設計速度の最適化による運用効率向上も要請された。
ビングループの提案によれば、路線は高架式の複線で、1435ミリの標準軌を採用し、最高速度は250km/hと設定されている。
この速度は現在運行中のベンタイン-スオイティエン線の最高110km/hやカットリン-ハドン線の最高80km/hを大きく上回るものである。
本プロジェクトは建設・所有・運営(BOO)方式による官民連携(PPP)で実施される予定であり、総投資額は約40億ドル(約5697億6000万円)と見積もられている。
資金はビングループが全額自己調達する計画であり、同社はすでにカンゾー地区で埋め立て都市開発事業を開始している。
一方、ホーチミン市財務局によれば、関係各部局および地方自治体から寄せられた意見は概ねビングループの提案に賛同するものである。
本プロジェクトはホーチミン市の交通発展方針に合致し、実施の必要性が高いと評価されている。
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