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フエでの模擬大砲発射イベント、観客エリアに砲弾が落下
2025年05月05日(本日)07時00分 公開

〈写真:Giaoducthoidai.vn〉
3日夜、ベトナム中部フエに位置する阮朝王宮遺跡「旗台」にて実施された大砲の模擬発射イベントにおいて、技術的な不具合が発生し、複数の砲弾が観客エリアに落下した。
この事態により一部の観客が現場から避難する騒動となった。
イベントは南北統一記念日およびメーデーに合わせた観光振興策の一環として開催されたもので、数百人の観客が発射の様子を見守っていた。
主催したフエ古都遺跡保存センターは翌4日、観光客および市民に向けて正式に謝罪を表明した。
保存センターの発表によれば、従来使用されていた石油噴射式の模擬大砲に代えて、環境への影響を抑える目的で新型の模擬大砲を導入した。
しかし、発射に用いられた砲弾の一部が湿気を含み、空中で完全に燃焼せず落下したことが原因とされる。
また、安全距離の計算や観客エリアの設定にも不備があったことが明らかとなっている。
当日の模様は複数の観客により撮影され、SNS上に投稿された。これらの投稿には「準備不足」とする批判的な意見が多数寄せられた。
保存センターのホアン・ヴィエト・チュン所長は「今後は運営プロセスを全面的に見直し、技術者との連携を強化することで、安全性の確保に万全を期す」と述べている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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