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連休中のタンソンニャット、利用者12万人超の大混雑

〈写真:Caa.gov.vn〉
南部解放・国家統一記念日の50周年にあたる4月30日、ホーチミン市のタンソンニャット国際空港は帰省客や観光客で大いに賑わい、11万5000人を超える旅客数を記録した。
前日の4月29日には12万人以上が空港を利用しており、空港全体が大混雑となった。
今回の大型連休では、新設された第3旅客ターミナル(T3)が一部運用を開始したことにより、空港の混雑緩和が図られている。
ベトナム航空はホーチミン〜ハノイ間およびホーチミン〜バンドン間の一部便をT3に移行させ、第1ターミナル(T1)への集中を軽減している。
T3では4月19日より顔認証と生体認証を統合したVNeIDアプリによるデジタル搭乗手続きが導入された。
VNeIDの導入により旅客はスマートフォンを使ってチェックインし、顔認証により搭乗することが可能になった。
これにより紙の搭乗券や身分証の提示が不要となる。この技術は4月28日からハノイ市のノイバイ空港でも試験的に導入されている。
ただし、利用にはVNeIDアプリの最新版およびレベル2認証が必要であり、システム不具合に備えて従来の身分証明書を携帯することが推奨されている。
ベトナム民間航空局の発表によると、4月29日〜5月4日の連休期間中に国内線は7500便以上が運航される予定であり、前年同期比で21%の増加となる。
座席供給数は約150万席に上り、そのうちハノイ〜ホーチミン間が前年比16%増の1261便を占める。
特にホーチミン市発着便は5083便と国内線全体の約70%を占めており、同市が全国における主要な交通拠点であることが明らかとなった。
さらに記念式典に伴うパレードの開催により、国内外の観光客がホーチミン市に集中した。
これに加え、ダナン市、ニャチャン市、フーコック市といった人気観光地への便も90〜95%の高い搭乗率を記録している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。