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ホーチミンの消費者物価指数、5か月で4.27%上昇
2025年06月04日(水)07時00分 公開

<写真:vov.vn>
ホーチミン市統計当局の発表によれば、2025年1月から5月までの消費者物価指数(CPI)が、前年同期比で4.27%の上昇を記録した。
特に医薬品および医療サービス分野が17%の大幅な伸びを見せ、物価上昇の主因となっている。
5月単月のCPIは前月比0.35%の上昇で、前年同月比では4.5%増となった。
11の主要分類のうち8分類で価格が上昇し、最も上昇率が高かったのは「その他商品・サービス」で、1.33%の上昇を記録した。
一方、交通分野では0.4%の下落が見られ、全体のCPI上昇を一部緩和する形となった。
ホーチミン市内のインフレ率は全国平均およびビンズオン省やバリア=ブンタウ省といった周辺地域の約1.5〜2%と比較して高い水準にある。
ホーチミン市では消費刺激策や市場安定化政策の見直しが急務となっている。
さらに、2025年後半は米国との貿易環境の不透明化や公共投資の停滞により、上半期よりも厳しい経済運営が見込まれる。
5月末時点での公共投資支出は、年間計画のわずか10%強にとどまっており、政策の実行力向上が喫緊の課題となっている。
そのほかの経済指標では、鉱工業生産指数(IIP)が5月単月で前月比5.1%、前年同月比9.4%の増加を示し、5か月累計では8.2%の伸びとなった。
小売売上およびサービス収入の累計は前年比16%増の544兆4000億ドン(約2兆9877億円)に達し、輸出額も同じく16%増の204億ドル(約2兆9118億円)となった。
ただし、新規参入企業と撤退企業の数がほぼ拮抗しており、依然として事業環境の安定には課題が残されている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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