おすすめのプロモーション
Loading...
Loading...
Loading...

ベトナム人の平均身長、改善も東南アジアでは4位

2025年06月26日(本日)07時00分 公開
ベトナム人の平均身長、改善も東南アジアでは4位

<写真:baobinhphuoc.com.vn>

 

ベトナム人の平均身長は年々向上しているが、東南アジア諸国の中では依然として4位にとどまっている。

 

この事実は20日にハノイ市で開催された「ビタミンK2&D3に関するシンポジウム」において、ベトナム応用医学研究所のチュオン・ホン・ソン所長によって明らかにされた。

 

発表によれば、ベトナム男性の平均身長は168.1cm、女性は156.2cmであり、過去10年間でそれぞれ3.7cm、2.6cmの増加が確認された。

 

一方で、シンガポール、マレーシア、タイに次いで地域内第4位の位置にあり、世界201の国・地域中では153位にとどまっている。

 

参考までに、世界の男性平均身長は約171cmであり、ベトナムとの間には約3cmの差が存在する。

 

ソン所長はベトナム人の身長が国際的に見て伸び悩む要因として、胎児期から乳幼児期にかけての栄養不足や、ビタミン・ミネラルの欠乏を挙げた。

 

とりわけビタミンDおよびK2の不足は骨の健全な成長に悪影響を及ぼすと指摘している。

 

身長の発育においては「最初の1000日」、すなわち妊娠期間と生後2年間が最も重要な時期であり、この期間に成人時の身長の約50%が形成される。

 

その後の学童期や思春期にも成長は続くが、最終的な身長は概ね19歳前後で決定されるとされている。

 

身長の健全な発育には「栄養・運動・睡眠」の三要素が不可欠であり、特にビタミンDとK2の併用によるカルシウム吸収の促進が骨密度の向上および低身長の予防に有効である。

 

なお、ビタミンK2は発酵食品、鶏肉、うなぎなどに多く含まれるという。

 

最後にソン所長は政府および保健当局に対し、K2およびD3の摂取促進を含む公衆栄養プログラムの強化を提言し、将来的な身長格差を是正するためには長期的かつ包括的な対策が必要であるとの見解を示した。

 

 

[© poste-vn.com 2012-2025 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


行きたいお店を見つける
Loading...
Loading...
Loading...
ホーム ニュース 生活情報 お店探し 掲示板