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高校卒業試験でAIカンニング、公安が刑事事件として立件
2025年07月01日(昨日)07時00分 公開

<写真:thanhnien.vn>
2025年のベトナム全国高校卒業統一試験に関連し、ラムドン省公安当局は27日、試験問題が不正に取り扱われた事件を、国家機密漏洩に関わる刑事事件として立件したと発表した。
本件は同省ラムハー郡の高校における文系試験中に発覚した不正行為に端を発するものである。
調査によれば、受験生N.P.T.S(18)は、カメラを内蔵したボタン型デバイスおよび無線イヤホンを事前にインターネット上で購入し、試験当日にこれらの機器を用いて試験問題を外部に送信した。
撮影された画像はIoT技術を活用したアプリケーションを通じてリアルタイムで伝送され、協力者であるB.T.Q(17)がChatGPTを用いて解答を生成し、Messengerアプリを通じて音声で回答を伝達したとされている。
しかし、B.T.Qが試験中にゲームに熱中していたため応答が遅れ、試験問題の一部しか送信されなかったことが不正発覚の一因となった。
試験監督が受験生の不審な行動に気づき、機器を押収して公安当局に通報したことで事態が明るみに出た。
ベトナム政府の規定によれば、統一試験の問題は「極秘」に指定されており、試験時間の3分の2が経過するまでは機密解除されない。
今回の行為はこの規定に明白に違反しており、公安当局は引き続き他の関係者についても調査を進めている。
現時点では試験問題の流出や第三者への共有は確認されていないが、当局は試験の公平性と厳正さを確保するため、関係法令に基づき厳正に対処する姿勢を示している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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