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オンライン学習者数が180万人に到達、東南アジアで第3位

2025年07月11日(昨日)07時00分 公開
オンライン学習者数が180万人に到達、東南アジアで第3位

<写真:nguoiquansat.vn>

 

オンライン学習プラットフォームCourseraの統計によれば、ベトナムにおけるオンライン学習者数が約180万人に達し、東南アジア地域で第3位となった。

 

これは前年から22%の増加であり、特にデータサイエンス、人工知能(AI)、中国語などの分野が高い人気を誇っている。

 

この統計は2025年6月末時点のものであり、7月9日の記者会見においてCourseraの最高経営責任者(CEO)グレッグ・ハート氏が発表した。

 

それによると、同地域での学習者数はフィリピンが約280万人で首位、次いでインドネシアが約210万人、ベトナムが第3位である。

 

以下、シンガポールが約150万人、タイが約110万人と続き、それ以外の国では100万人を下回っている。

 

ベトナム国内では、基本的なデータサイエンスやAI、プロジェクト管理、中国語、論文作成、コミュニケーション、批判的思考といったスキルに関連する講座が特に選ばれている。

 

中でも生成AI(GenAI)関連講座は急速に利用が拡大しており、約15万2000人が800以上のGenAI講座に登録している。これは前年比でおよそ4倍の増加となる。

 

ハート氏は「ベトナムの学習者のうち4人に1人がGenAI講座を受講している」と述べ、この傾向が世界的な潮流と一致している点を強調した。

 

ベトナムの受講者の平均年齢は30歳で、世界平均の34歳と比べて若く、積極的な学習姿勢がうかがえる。

 

受講者はスタンフォード大学、ミシガン大学、ペンシルベニア大学などの名門大学のほか、Google、IBM、Microsoftといった企業が提供する講座を活用している。

 

Courseraは現在、ベトナム国内の5大学(国民経済大学、FPT大学、ヴァンラン大学、フェニカ大学、ブリティッシュ大学ベトナム)と連携しており、3000以上の講座がベトナム語に翻訳されている。

 

とりわけFPT大学では、情報技術および経営学部の学士課程において80以上の講座が単位互換対象となっており、全体の約20%の単位を構成している。

 

Courseraは2012年に設立され、世界350以上の大学および企業と提携し、オンライン講座を提供している。

 

現在、全世界で1億7500万人以上の学習者を擁する主要なオンライン教育プラットフォームとしての地位を確立している。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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