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2大都市に次ぐ経済中核、企業成長で地方への多極化進む
2025年07月14日(昨日)07時00分 公開

<写真:vnbusiness.vn>
ベトナムの民間調査機関Vietnam Reportはこのほど「経済転換期における企業発展地図」を公表し、従来のホーチミン市およびハノイ市に加えて、地方都市が新たな経済の牽引役として台頭している実態を明らかにした。
報告書によれば、ベトナム国内上位500社(VNR500)の約半数がホーチミン市とハノイ市に集中しているが、ドンナイ省、ハイフォン市、フンイエン省、タイニン省などが企業の集積を急速に進めており、生産・投資の新たな拠点として存在感を高めつつある。
また、企業の収益性に基づくランキング(PROFIT500)では、ダナン市、クアンニン省、バクニン省、フート省、ラムドン省などが、効率的な経営と安定した利益率によって注目を集めている。
成長速度に着目したランキング(FAST500)では、ホーチミン市とハノイ市に続いて、フート省、バクニン省、ザーライ省、カインホア省、カントー市などで新興企業の急成長が見られた。
さらに、ドンタップ省、アンザン省、クアンガイ省、ダクラク省など地方部でも産業構造の転換が進行しており、地域経済の裾野拡大が加速している。
Vietnam Reportは企業の経営規模、収益性、成長性が地域の戦略的位置を左右する要素になると分析している。
地方自治体には柔軟な分権と具体的な支援策が求められ、企業には市場主導の革新、投資家には地域ポテンシャルへの信頼が必要であると指摘する。
今回の調査では、ホーチミン市とハノイ市に次ぐ「経済先導地域」として、ドンナイ省、ハイフォン市、タイニン省、フンイエン省が挙げられ、ベトナム経済の多極化と地方の経済成長に向けた動きが一段と鮮明となった。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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