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韓国人観光客の不適切行動、タイとベトナムで物議

<写真:nld.com.vn>
タイおよびベトナムにおいて、韓国人観光客による不適切な行動が相次ぎ、韓国国内では批判が高まっている。
7月11日、タイ東部の観光都市パタヤに所在する大型レストランにおいて、約10人の韓国人男性観光客が乱闘を起こす事件が発生した。
映像には、上半身裸で刺青を施した男性らが激しく殴り合う様子が映し出されていた。警察は現場で4人を拘束し、公共の場における暴力行為により罰金刑を科した。
同日、ベトナム・ハノイ市のフォトブース店で、2人の韓国人女性がベトナム人女性2人に暴行を加える事件が発生した。
監視カメラの映像には、韓国人女性が一方的にベトナム人女性の帽子を払い落とし、その後髪を引っ張り、蹴り倒す様子が記録されていた。
現場スタッフによれば、韓国人側が大声で退去を迫ったことが発端であったという。
加害者とされる1人は、KOSDAQ上場企業であるS・Hi-Techのベトナム支社に勤務しているとされており、同社は取材に対し「捜査結果を待っている」としてコメントを控えた。
これらの一連の出来事に対し、韓国のSNS上では「国の恥」「ベトナムで厳罰を」といった厳しい声が相次いでいる。
人気掲示板「Theqoo」には、被害者への同情や加害者への怒りが噴出し、「欧米ではこんなことはできない」「暴行犯は出国禁止にすべきだ」といった投稿が殺到している。
一方で、暴行事件とは無関係であるにもかかわらず、韓国の人気YouTuberであるイェジ氏が誤って加害者とされ、SNS上で激しい中傷を受けた。
イェジ氏は自身の動画において潔白を訴え、韓国国内外の支持者から擁護の声が寄せられている。
韓国政府関係者は「ベトナムに滞在中の韓国人は現地の文化と法律を尊重し、慎重に行動してほしい」と呼びかけている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。