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ホーチミン路上に倒れた韓国人、笑気ガス中毒で重体
2025年07月08日(本日)07時00分 公開

<写真:kenh14.vn>
ホーチミン市中心部の路上において、韓国籍の44歳男性が意識を失って倒れているのが発見され、一酸化二窒素(通称「笑気ガス」)による中毒と診断された。
男性は重度の意識障害を呈し、錯乱状態で危険な行動を取っていたほか、急性腎障害の兆候も確認された。
言語の壁や意識混濁の影響により、病歴の聴取が困難であったため、治療は難航した。
現地の医療機関は、駐ホーチミン韓国総領事館と連携して身元の確認および家族への連絡を実施した。
検査の結果、中枢神経感染症、代謝異常、脳損傷、脳卒中などの可能性は排除され、原因は笑気ガス中毒であると特定された。
その後、13日間にわたる集中治療が行われ、腎機能は回復し、意識状態も徐々に改善した。報告によれば、現在の生命兆候は安定している。
笑気ガスは本来、歯科や産科において鎮静目的で使用される医療用ガスであるが、娯楽目的での乱用により幻覚作用を引き起こすことがあり、神経障害、急性精神障害、呼吸不全、さらには心停止に至る危険性がある。
特に高濃度を密閉空間で吸引した場合や、アルコール・薬物との併用時には、突然死のリスクが著しく高まる。
ベトナム政府は、笑気ガスによる健康被害の拡大を受け、2025年1月1日より依存性のあるガスを含む製品の販売および使用を全面的に禁止する方針を打ち出している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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