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ベトナムのパスポート、世界ランキングで7ランク上昇

2025年07月24日(木)07時00分 公開
ベトナムのパスポート、世界ランキングで7ランク上昇

<写真:vietnamplus.vn>

 

イギリスのヘンリー&パートナーズが2025年第3四半期に公表した「ヘンリーパスポート指数」によれば、ベトナムのパスポートは世界84位にランクインし、同年第1四半期の91位から7ランク上昇した。

 

これは同指数が20年前に開始されて以来、ベトナムにとって過去最大級の順位上昇である。

 

現在、ベトナム国民は227の国・地域のうち、51の渡航先においてビザなし、電子ビザ(e-visa)、到着ビザ、または電子渡航認証(ETA)によって入国が可能となっている。

 

対象国にはASEAN諸国のほか、バルバドス、ボリビア、ブルネイ、チリ、イラン、カザフスタン、ケニア、モルディブなどが含まれる。

 

ランキングの上位を見ると、シンガポールが193の渡航先においてビザ免除を享受し、引き続き世界1位を維持している。

 

日本と韓国は190カ国でビザなし渡航が可能で、共に2位にランクインしている。

 

ドイツ、フランス、イタリアといった欧州主要国は189カ国での自由な渡航を背景に3位となっている。

 

中東のアラブ首長国連邦(UAE)は過去10年間で大きく順位を伸ばし、42位から8位へと躍進した。

 

中国も2015年の94位から60位に上昇したが、シェンゲン圏へのビザ免除は依然として実現していない。

 

一方、米国のパスポートは現在182カ国へのビザなし渡航が可能であるが、過去20年間で最低となる10位に後退した。

 

専門家はこの要因として、戦略的なビザ交渉の不足を挙げている。

 

ヘンリー&パートナーズによれば、国際的な移動の自由は外交努力の成果であり、積極的なビザ交渉を行う国が今後も上位を維持する可能性が高い。

 

同指数は国際航空運送協会(IATA)の独自データを基に渡航の自由度を評価する国際的な指標であり、年2回(第1・第3四半期)の頻度で定期的に発表されている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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