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ベトナム枯葉剤被害64年、米国との協力継続と被害者支援

2025年08月12日(火)07時00分 公開
ベトナム枯葉剤被害64年、米国との協力継続と被害者支援

<写真:vov.vn>

 

ベトナムと米国は国交樹立30周年、そして枯葉剤・ダイオキシン被害発生から64年を迎えた。

 

被害者支援や環境浄化は進展を見せているが、依然として多くの課題が残されている。

 

ベトナム枯葉剤被害者協会(VAVA)副会長であり、VAVAホーチミン市会長を務めるグエン・ホン・ソン少将によれば、米国は近年、ダナン、フーカット、ビエンホア各空港でのダイオキシン除去に協力してきた。

 

しかし、人道支援プログラムの一部は中断しており、早期再開が望まれる状況である。

 

ホーチミン市には推計3万人の被害者が生活しており、医療、職業訓練、生産支援を一体的に行う「オレンジビレッジ」構想が進行中である。

 

これは被害者の社会参加と自立促進を目指すものであり、用地確保や資金面で国内外からの支援が求められている。

 

ソン氏はまた、米国との軍事医療協力や国連平和維持活動での連携を通じ、多くの米国要人と交流してきた経験を語り「過去を乗り越え、未来を共に築くためには、人道と良心に基づく行動が不可欠である」と強調した。

 

2025年4月にはベルギー国王夫妻が被害者を訪問しており、国際的な支援の輪は広がりを見せている。

 

VAVAは外交や文化活動を通じ、被害問題の国際的認知向上と長期的な支援体制の構築を目指している。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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