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増加するペット禁止飲食店、賛否と今後の課題
2025年08月22日(本日)07時00分 公開

<写真:thanhnien.vn>
ホーチミン市を中心に、飲食店に犬や猫などのペットを同伴することの是非について議論が活発化している。
かつては一般的な光景であったが、近年では衛生面への懸念や他の客への配慮を理由として、ペットの入店を禁止する店舗が増加している。
ペット同伴に賛成する利用客は、ペットを家族の一員と捉えており、十分に清潔に飼育されている以上、問題はないと主張する。
一方、反対派は飲食店は本来人のための空間であり、動物の毛や唾液による不衛生、さらにはアレルギーへの影響を懸念している。
実際に、ペットが椅子に座ったまま清掃されなかったり、店の食器を用いて餌を与えられたりする事例が報告されており、周囲の反感を招くケースも見受けられる。
ある飲食店の経営者は「私自身も動物は好きだが、食品衛生と他の客の快適さを優先せざるを得ない」と語る。
保健当局からの指導や罰則を回避する目的もあり、多くの店舗ではペットの入店禁止を明示しているという。
一方で、事前に店舗へ確認を取り、専用の器具や敷物を持参するなど、周囲に配慮しながらペットを同伴する飼い主も存在する。
しかしながら、そのような場合でも周囲の視線を気にせざるを得ない状況が続いている。
都市化の進展に伴い、ベトナムではペットを家族の一員として扱う意識が広がりつつあるが、公共空間における共存のルールづくりはいまだ模索の段階にある。
飲食店の利用者とペット愛好家の双方が安心して過ごせる環境整備が今後の課題となっている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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