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違法賭博主犯に対する判決、裁判所への賄賂で刑期短縮
2025年08月29日(本日)07時00分 公開

<写真:baoquangninh.vn>
ベトナム中部ザライ省において違法賭博を主導したとして禁錮5年の判決を受けていた被告が、賄賂の提供により刑期を2年短縮されたことが明らかとなった。
本件は高等裁判所職員らによる贈収賄の捜査過程において発覚したものである。
主犯とされたグエン・ヴァン・ニャ被告(48)は、2022年末にプレイク市内の工場を借用して賭博場を開設した。
これに対して地元警察が摘発に乗り出し、現場では17人が現行犯逮捕された。
初審では賭博罪と賭博の組織罪によりそれぞれ禁錮2年6月の判決が下され、合計で禁錮5年が言い渡されていた。
その後、ニャ被告の妻が判決の軽減を図り、弁護士を通じて司法関係者に接触した。
2024年5月、高等裁判所の職員およびその知人に対し、計4億ドン(約223万6000円)を渡した結果、控訴審において刑期が3年に軽減された。
贈賄工作には高等裁判所の監督部門責任者とされるチン・ニン・ビン被告および自由業のヴォ・チュオン・ザン被告が関与していた。
両名に対しては賄賂仲介罪による起訴が検討されている。
なお、賄賂を実際に受け取ったとされる裁判所幹部については、捜査当局による調査が継続中である。
ニャ被告は過去にも3件の賭博関連前科があり、累計で20カ月の禁錮刑を受けていた。
今回の事件はベトナム司法制度における透明性および信頼性に深刻な疑念を投げかけるものである。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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