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建国記念の連休はハノイに集中、地方リゾート等の観光が低調

2025年09月04日(本日)07時00分 公開
建国記念の連休はハノイに集中、地方リゾート等の観光が低調

<写真:dantri.com.vn>

 

ベトナムの建国記念日(9月2日)に伴う4連休(8月30日〜9月2日)において、首都ハノイ市の観光地は例年を上回る賑わいを見せた。

 

一方で、リゾート地として知られる地方の観光地では、観光客数が大幅に減少し、対照的な様相を呈した。

 

ハノイ市内では、バーディン広場やホアロー収容所跡、国家展示会といった歴史的観光地が多くの来場者で混雑した。

 

国家展示会にはわずか3日間で120万人以上が訪れ、8月31日だけで65万人を記録した。

 

ハノイ市中心部では交通渋滞も発生し、アクセスに数時間を要する事態も見られた。

 

これに対し、例年多くの観光客で賑わうカインホア省のニャチャン、タインホア省のサムソン、ハイフォン市のカットバなどの地方観光地では、人出が大きく減少した。

 

ニャチャンでは島巡りを楽しむ観光客が4000人程度にとどまり、夏の繁忙期の平日をも下回る水準となった。

 

サムソンでは悪天候の影響もあり、海水浴客の姿は少なく、飲食店の営業も大きく落ち込んだ。

 

一方、バリア=ブンタウ省では連休2日目に約7万人の観光客が訪れ、交通渋滞や飲食店の混雑が報告された。

 

ダクラク省(旧フーイエン省)でも宿泊施設の稼働率が80%に達するなど、一部地域では例年並みの人出が確認された。

 

観光業関係者の分析によれば、2025年の連休は建国80周年の記念行事がハノイ市で開催された影響により、多くの観光客が同市に集中した。

 

また、新学期開始を目前に控えた時期的な要因から、家族連れが遠出を控える傾向も強まったとされる。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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