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天の門と称されるリーソン島、トーヴォー門が国定記念物に指定

2025年09月12日(本日)07時00分 公開
天の門と称されるリーソン島、トーヴォー門が国定記念物に指定

<写真:tienphong.vn>

 

ベトナム中部クアンガイ省に属するリーソン島に位置する玄武岩の奇岩「トーヴォー門(Cổng Tò Vò)」が9日、文化スポーツ観光省により国定記念物として指定された。

 

このトーヴォー門は、数千万年前の火山活動によって噴出した溶岩と、約6000年前からの海進および波による浸食作用によって形成された、自然のアーチ状をした岩である。

 

玄武岩層の中でも比較的脆弱な部分が長年にわたり波によって削られた結果、現在の蜂の巣のような独特の形状となった。

 

門の高さは約2.5m、長さはおよそ9mに達する。

 

本構造物は、リーソン島西部にある「大島(Đảo Lớn)」に位置しており、岩礁、サンゴ礁、そして周囲の多様な海洋生態系とともに、総面積2万6000㎡におよぶ保護区域の一部を構成している。

 

このうち、トーヴォー門自体が占める面積は約420㎡である。

 

クアンガイ省文化スポーツ観光局は、トーヴォー門がリーソン島における地質遺産および文化資産の一端を担っているとして、自然災害や人為的要因による損傷からの保護が急務であると訴えている。

 

また、観光インフラの強化を図るため、アクセス道路や駐車場などの整備も提案されている。

 

トーヴォー門は「天の門」とも称され、リーソン島を訪れる観光客にとって定番の撮影スポットとして広く知られる。

 

現在、リーソン島には50件の文化歴史遺産が存在し、そのうち6件が国の史跡、2件が無形文化遺産として登録されている。

 

政府はリーソン島を国家的な海洋観光拠点として育成する方針を明らかにしている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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