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2大都市で野菜価格が高騰、消費者の家計を圧迫
2025年11月21日(本日)07時00分 公開
<写真:thanhnien.vn>
悪天候による野菜の供給不足が続く中、ホーチミン市およびハノイ市など南北の主要都市において、野菜価格が高騰している。
とりわけ葉物野菜や香味野菜は例年の2倍から3倍に値上がりしており、消費者や小売業者にとって大きな経済的負担となっている。
ホーチミン市内の伝統的な市場では、空心菜や香草類の価格が1kgあたり7万〜12万ドン(約417〜716円)に達し、場合によっては鶏肉や豚肉よりも高価となっている。
バーチエウ市場の小売業者は「高値が続けば消費が落ち込み、仕入れた野菜の廃棄が増える」と懸念を示した。
また、スーパーマーケット各店においても価格改定が相次ぎ、トマトやレタスといった一般的な野菜も大幅に値上がりしている状況である。
このような供給減少の背景には、北部での洪水被害やメコンデルタ地域における水位上昇による農地の浸水がある。
長引く降雨によって香味野菜の多くが腐敗しやすい状態となり、生産者の多くは栽培の一時中断を余儀なくされている。
加えて、肥料や種苗といった農業資材のコストが20%前後上昇しており、これも野菜価格の高騰に拍車をかけている要因である。
ハノイ市においても同様の傾向が見られ、市場ではトマトの価格が1kgあたり5万ドン(約298円)前後にまで上昇している。
地元の小売業者によれば「例年は旧正月明けに価格が上がるが、今年は異常な降雨が長引き、供給が間に合っていない」とのことである。
ホーチミン市統計局の発表によると、10月の消費者物価指数(CPI)は前月比で0.14%、前年同月比で3.5%の上昇となっている。
中でも食品および外食の価格上昇が顕著であり、市民の生活費全体を押し上げる要因となっている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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