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バインミーは食べても安全?各地で集団食中毒が相次ぐ

2025年12月25日(木)07時00分 公開
バインミーは食べても安全?各地で集団食中毒が相次ぐ

<写真:danviet.vn>

 

ベトナムで国民食として親しまれているバインミーを巡り、各地で食中毒が相次いで発生している。

 

複数の事例により露店や小規模店舗における食品安全管理の脆弱性が改めて浮き彫りとなった。

 

南部の旧バリア=ブンタウ省フーミー坊では、バインミー専門店で購入した商品を食べた100人以上が体調不良を訴えた。

 

これに先立ち、11月初旬にはホーチミン市で300人超、12月中旬には中部クアンガイ省で200人以上が、いずれもバインミーを原因とする集団食中毒を発症している。

 

原因はいずれのケースもサルモネラ菌によるものとされている。

 

当局の調査によれば、パテやチャー(加工肉)、ハムに加え、生野菜など複数の具材からサルモネラ菌が検出された。

 

特定の食材に問題が限定されるのではなく、調理、保管、提供に至る一連の工程のいずれか、あるいは複数の段階で食品安全管理が破綻していた可能性が高いとみられている。

 

サルモネラ菌は肉類や卵、動物の内臓などに存在しやすく、十分な加熱が行われない場合や、加熱後に包丁やまな板、調理者の手指を介して再汚染が起きると、食中毒のリスクが急激に高まる。

 

また、付け合わせとして使用される生野菜についても、洗浄や殺菌が不十分であれば感染源となり得る。

 

バインミーは多種類の具材を一度に挟む食品であり、手軽さと利便性が高い一方で、衛生管理の難易度も高い。

 

ホーチミン市食品安全局は、具材が前日から調理・保管され、十分に冷却されないまま常温で長時間放置されるケースが少なくないと指摘している。

 

このような環境は細菌の増殖を招きやすい。さらに、原材料の出所も重要な要素である。

 

手工業的に製造されたパテや加工肉は、製造環境の管理が不十分な場合、病原菌に汚染されやすい。

 

加えて、調理従事者が手洗いを怠る、手袋を使用しない、生食用と加熱済み食品で調理器具を使い分けないといった行為も、交差汚染を引き起こす主因となる。

 

当局は、バインミーを扱う事業者に対し、衛生基準の順守、適切な温度管理、当日調理・当日販売の徹底、原材料の長期保管の回避を強く求めている。

 

また、消費者に対しても、衛生状態が明確な店舗を選ぶことや、異臭や変色が見られる商品を避けるように注意を呼びかけている。

 

腹痛や嘔吐、下痢などの症状が現れた場合には、速やかに医療機関を受診し、関係当局に通報することが重要であると強調した。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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