<ハノイのホアンキエム湖にあるテーフック橋を歩く外国人観光客の様子(Shutterstock/anhuyより)>

 

ハノイの外国人観光客の1日あたりの平均消費額は113ドル(約1万2000円)以下で、他の観光地に比べ低いという。

 

 

2018年、ハノイへの外国人観光客は前年比16%増の574万人に達し、ハノイの観光部門は大きな成長を遂げた。

 

 

ハノイ観光局によると、ハノイの外国人観光客の1日あたりの消費額は91.5ドル(約1万円)〜113.5ドル(約1万2000円)で、ドバイの537ドル(約5万9000円)やパリの301ドル(約3万3000円)、シンガポールの286ドル(約3万15003円)に比べて低いことが明らかになったという。

 


その他、タイのプーケットでの外国人観光客による1日あたりの消費額は239ドル(約2万6000円)でバンコクでは173ドル(約1万9000円)、ソウルでは181ドル(約1万9000円)だ。

 

ハノイへのベトナム人観光客の1日あたりの消費額は60.6ドル(約6600円)〜76ドル(約8300円)だという。

 


外国人観光客はハノイに平均3.67日滞在しており、タイでの平均滞在期間の3分の1だそうだ。


ハノイ市投資・商業・観光促進センター責任者のNguyen Gia Phuong氏は、ハノイには食事や買い物ができる店が少なく特産品もないため、外国人観光客はお金を使いにくいと話した。

 


<ハノイのTa Hien通りとLuong Ngoc Quyen通りの交差点で、外国人観光客がビールや食事を楽しんでいる様子(VnExpress/Giang Huyより)>


ベトナム政府観光協会担当者のVu The Binh氏はVnExpressの取材に対し、シンガポールやタイ、マレーシアに比べ、ベトナムでの消費額が少ない要因は、買い物や娯楽を楽しむ場所が十分ではないためだと述べた。


英国政府観光庁(VisitBritain)のJohn Lindquist氏は、ベトナムはビザ規制の緩和、交通インフラの整備、外国人観光客を魅了するような場所の創設をすることで、消費額の増加が見込めると語った。

 

ハノイ観光局は外国人観光客や消費額を増加させるために取り組んでいる。

 


ハノイは、2月に行われたアメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金委員長による第2回米朝会談の開催地に選出されたため脚光を浴びた。


最近、ハノイはTripAdvisorユーザーによる「世界の観光地15選」にも選出されている。


世界最大の旅行価格データベースのPrice of Travelが公表した『Backpacker Index 2019』によると、ハノイでバックパッカーは1日あたり18.29ドル(約2000円)で過ごすことが可能で、世界で最もお財布に優しい観光地だという。

 

出典:VnExpress

 

関連記事