ベトナムでの幼稚園の選び方~
幼稚園はお子さんを通わせる初めの場所ですね。これから教育がスタートするということでお悩みの方も多いと思います。子供を幼稚園に入れる前には、どのような環境で成長し、何を子供に学ばせたいか。今回はそれに沿って幼稚園を紹介していきます。
「教育言語」*ともだち幼稚園の場合
ここでは子供が将来どの言語を主として生活して欲しいかを考えます。ベトナムの幼稚園ではインターナショナル幼稚園、日本系幼稚園、ベトナムローカル幼稚園があります。ともだち幼稚園も日本系のひとつで、教員は日本語で子供たちと接します。ベトナム人のアシスタントも日本語で話しますが、ベトナム語しか分からないまま入ってくる子供も多いので、ベトナム語で話すこともあります。(体の具合が悪い場合、危ないことをしそうな場合など)子供にとって英語は将来大切な言語ですが、ともだち幼稚園では日本語とベトナム語を使い分けることを学んでいる子供もいる、また母国語を大事な幼児期にしっかりと身につけることで将来外国語を学ぶ上で重要であるという考えから、英語を教えることはしていません。
つまり、日本系幼稚園は、まず日本語をしっかり学び、ベトナムのことも知れる2つの文化を学べる幼稚園と言えるでしょう。
「活動内容」*ともだち幼稚園の場合
日々の活動
音楽リズム:鍵盤ハーモニカ、カスタネットを使ったリズム遊び・リトミックなどの表現遊びも行います。
制作:はさみの指導や、季節に応じた毎月の壁面飾りの工作を行います。
絵画:イメージを膨らませ、のびのびと自由な発想で絵を描くことを楽しめるように指導しています。
年間行事
保育参観、親子行事、七夕集会、運動会、お餅つき等(多数)
上記のほかにも様々な活動や行事を通して、子供の主体性を育てること・遊びを通して目標を達成すること・個性を尊重することを柱として活動しています。ベトナムに居ながら、日本の行事を楽しみ、知って子供を成長に導く。この笑顔を見ると納得できますね。
「費用」
【某米国系インターナショナルスクールinベトナム】
- 入園料:1100USD
- 保育料:14750USD
- 年間学費:2500USD/年
- スクールバス:958USD/年
- 昼食代:3.8USD×20日×12か月=912USD 1年で20220USD
【日本系幼稚園】*ともだち幼稚園
(例)週5コース(2014年4月1日現在)
- 入園料:年長クラス400USD
- 年中クラス500USD
- 年少クラス600USD
- 未満クラス700USD
- 保育料(月謝):週1日(土曜日のみ)100USD、週5日400USD、週6日460USD(400×12=4800)
- 送迎利用の場合:100USD~./月(場所により異なる)(100×12=1200)1年で6600USD
【BO CAU NHO幼稚園 (プライバシー)】(ベトナムローカル幼稚園)
- 保育費:32.530.000VND~1540USD
- 個人用具と施設費:1.800.000 VND/年~85USD
- ユニフォーム:150.000VND/一つ~7USD
- かばん:70.000VDN~3.3USD
- 昼食代:1.100.000 VND/月*12ヶ月:13.200.000VND~623USD
- 1年で:47.750.000VND~2254USD(21.1800VND=1USD計算)
まとめ
価格はそれぞれで大分違いますね。まずは、言語と予算から幼稚園の種類を絞り、そこから詳しく幼稚園を見ていくことが良い幼稚園選びにつながりそうですね。皆様も「言語」「教育方針」「費用」は幼稚園選びの際に大変重要な項目となると思います。これを参考にご自身とお子さんの目で実際に見ていただくことが、より良い決定につながると思います。