ベトナム ・ダナンのレディブッダ|タクシーのアクセスや行き方は?

ベトナムの人気観光都市・ダナンには、レディブッダと呼ばれるベトナム最大の仏像がそびえ立っています。
レディブッダはダナン有数のパワースポットとしてや、ダナンのランドマークとして多数の観光客に人気なんです! 巨大でありながら空高く凛とそびえ立ち、静かに佇むレディブッダの姿は訪れた人々を魅了してやみません。
今回はそんなレディブッダについて、タクシーでアクセスする際の行き方や歴史、見どころなどを、レディブッダ以外のパワースポットと併せてご紹介します。
レディブッダって一体何!?
レディブッダは、「リンウン寺」という寺院の敷地内にある観音像のこと言います。
ダナンには3つのリンウン寺がありますが、こちらはダナンの海岸線に突き出た、ソンチャ半島という半島に建てられたお寺です。
よく晴れた日にはダナンのビーチ沿いからレディブッダの姿が見えます。
また、レディブッダの高さは67mで、ベトナム中部で最大の仏塔なのだそう。
67mがどのくらい高いのかというと、なんと! 奈良にある東大寺の大仏の約4尊分にも及びます! 修学旅行などで東大寺の大仏を見たとき、こんなに大きな仏像があるのか。。。と驚いた人も多いかと思いますが、レディブッダはその4倍もあるので、さらに驚くのではないでしょうか。
白く大きなレディブッダは、飛行機に乗っている際に上空から見えるほど目立っているそうです。
レディブッダの歴史
レディブッダは、2010年にリンウン寺の敷地内に造られました。寺院自体はベトナム戦争時に一度焼失してしまったそうですが、2004年に再建しました。
レディブッダは、寺院の再建後の2004年に竣工し、6年間かけて建造したのち、2010年に完成したそうです。
日本で見かける仏像は、昔に造られたものが現存している場合が多いという印象ですが、レディブッダは意外と新しいのですね!
そんなレディブッダは、山合いからダナンの街と海を見守っているようにも見えます。
海と山と空の景色が重なるこの地は、神聖な場所としてご利益を求めて多くの人が参拝に訪れ、ベトナムの仏教発展の証となっているそうです。
レディブッダ・ソンチャ半島の伝説
レディブッダがあるソンチャ半島にはこんな伝説があります。
ダナンのあるベトナム中部沿岸地域は、かつてベトナム最後の王朝、グエン朝の第2代皇帝であるミンマン帝が治めていました。ミンマン帝時代に、ダナンの海の浅瀬になんとブッダが漂流したのだそう。
何かご利益があり幸運な兆しに違いないと考えた島の人々は、ブッダのために寺院を造りました。この時に建てたお寺が、現在のリンウン寺と関係があるのだとか。
寺院を建造してからは、ソンチャ半島は長く繁栄し、漁師は安全に漁に出ることができるようになったとさ。
ここまでで、ソンチャ半島の伝説はおしまいです。
レディブッダの入場料
レディブッダのあるリンウン寺の入場料は無料です。
レディブッダの営業時間
- 8:00〜22:00(年中無休)
レディブッダの観光所要時間
リンウン寺の敷地内は広くなっていますが、見どころは限られているため、短時間でも十分観光できます。
レディブッダ以外の仏像や建造物なども併せてじっくり見学したいなら、所要時間は1時間が目安です。
- 約30分〜1時間程
レディブッダの行き方
レディブッダのあるリンウン寺は、ダナン市内から車で約30分ほどの場所に位置しています。レディブッダは、ダナンのビーチ沿いと海の向こう北側に立っています。
タクシーかGrabでのアクセス
レディブッダを見に行くには、空港で待機しているタクシーやタクシー配車サービスアプリのGrab(グラブ)がおすすめです。
空港から
- 料金(目安):約20万ドン(約1000円)
- 時間:約30分
ビーチ沿いから
- 料金(目安):約15万ドン(約750円)
- 時間:約20分
ダナン市街地から
- 料金(目安):約15〜20万ドン(約750円〜1000円)
- 時間:約20〜30分