ホーチミンのサイゴン大教会(聖母マリア教会)|改修状況・見どころ・ミサ・行き方
目次
ホーチミン中心部のランドマークとして知られる「サイゴン大教会(Nhà thờ Chính Tòa Đức Bà Sài Gòn)」は、フランス統治時代に建てられたカトリック大聖堂です。
赤レンガの外壁と2本の鐘楼、正面の聖母マリア像が印象的で、隣接する中央郵便局とあわせて歩いて巡りやすい観光スポットです。
2026年9月現在は改修中です
サイゴン大教会の公式サイトでは、改修期間中は観光客が教会内部を見学できないと案内しています。一方、信者が日々のミサに参加するための開放は続いています。外観は見学できますが、工事状況によって見え方が変わる可能性があるため、訪問前に公式情報を確認してください。
この記事のポイント
- 2026年9月現在、観光目的では内部見学できない
- 1877年着工・1880年完成の歴史的建築で、赤レンガと2本の鐘楼が見どころ
- 中央郵便局や統一会堂と組み合わせて、ホーチミン中心部を徒歩で巡りやすい
サイゴン大教会の基本情報
サイゴン大教会は、日本語では「聖母マリア教会」「サイゴン・ノートルダム大聖堂」などとも呼ばれます。英語名は「Notre-Dame Cathedral Basilica of Saigon」、ベトナム語では「Nhà thờ Chính Tòa Đức Bà Sài Gòn」です。
| 名称 | サイゴン大教会/Nhà thờ Chính Tòa Đức Bà Sài Gòn |
|---|---|
| 住所 | 1 Công xã Paris, Phường Sài Gòn, Thành phố Hồ Chí Minh |
| 観光客の内部見学 | 改修期間中は不可 |
| 平日のミサ | 月〜土 5:30、17:30 |
| 日曜のミサ | 5:30、8:00、9:30(英語)、16:00、17:30、19:00 |
2026年9月現在の改修状況
サイゴン大教会では大規模な修復が続いています。公式サイトは現在も改修プロジェクトを案内しており、2026年3月には修復工程の一環として2基の十字架が鐘楼上部へ再設置されました。屋根や鐘楼などの主要部分に加え、内外装の工事も継続しています。
観光で訪れる場合に最も重要なのは、現在は教会内部を自由に見学できないことです。以前のような観光客向けの開館時間を前提にせず、外観と周辺散策を中心に予定を組むのが現実的です。
ミサと観光は別に考えましょう
公式案内では、改修中も信者がミサへ参加できるよう教会は開かれています。ただし、ミサは観光目的の内部見学時間ではありません。礼拝の妨げにならないよう、現地の案内や係員の指示に従ってください。
サイゴン大教会の歴史
現在のサイゴン大教会は、建築家J. Bourardの設計により1877年に着工し、1880年に完成しました。公式資料では、ロマネスク様式を基調にゴシック様式の要素を組み合わせた建築と説明されています。
建設資材の多くはフランスから運ばれ、外壁にはフランス・トゥールーズで製造されたレンガが使われました。外壁を覆う赤みのあるレンガは、サイゴン大教会を象徴する特徴のひとつです。
完成当初の鐘楼は現在とは異なる姿でしたが、1895年に尖塔部分が追加され、現在につながる2本の鐘楼のシルエットが形成されました。公式資料では鐘楼は高さ57.6mで、さらに頂部の十字架を含めると地上から約60.5mに達するとされています。
1959年には聖母マリアに捧げる教会として正式に奉献され、正面広場には聖母マリア像が設置されました。1960年にはサイゴン大司教区の司教座聖堂となり、1962年にはローマ教皇ヨハネ23世によって小バシリカ(Minor Basilica)の称号が与えられました。
サイゴン大教会の見どころ
赤レンガの外壁と歴史的な建築
まず注目したいのが、ホーチミン中心部の街並みの中でも存在感のある赤レンガの外壁です。フランス統治時代の建築を現在まで伝える建物で、正面からは左右対称のファサードと2本の鐘楼を一度に見ることができます。
改修中は足場や工事設備によって見える範囲が変わりますが、建物全体の形や赤レンガの外観は外から確認できます。
2本の鐘楼と十字架
正面から伸びる2本の鐘楼は、サイゴン大教会を象徴する景観です。2026年3月には、修復された十字架が鐘楼上部へ再設置されました。長期にわたる改修の中でも外観上の大きな節目となった部分です。
正面広場の聖母マリア像
教会正面の広場には聖母マリア像が立っています。1959年の聖母年にあわせて設置されたもので、教会本体とともにこの場所を印象づける存在です。内部に入れない時期でも、正面側から教会と聖母マリア像を一緒に見ることができます。
内部のステンドグラスや祭壇
教会内部にはステンドグラスや祭壇などがありますが、2026年9月現在は改修期間中のため、観光客は内部を見学できません。内部見学の再開時期は公式サイトで最新情報を確認してください。
ミサの時間
公式サイトが案内している通常のミサ時間は以下の通りです。
| 曜日 | 時間 |
|---|---|
| 月〜土 | 5:30、17:30 |
| 土曜 | 17:30は日曜典礼 |
| 日曜 | 5:30、8:00、9:30、16:00、17:30、19:00 |
| 英語ミサ | 日曜9:30 |
祝日や特別な典礼では時間が変更される可能性があります。ミサへの参加を予定している場合は、当日に公式サイトの案内を確認するのがおすすめです。
サイゴン大教会への行き方
サイゴン大教会はホーチミン中心部にあり、ドンコイ通りやグエンフエ通り周辺からもアクセスしやすい場所です。住所は「1 Công xã Paris, Phường Sài Gòn, Thành phố Hồ Chí Minh」です。
配車アプリを利用する場合は「Notre-Dame Cathedral Basilica of Saigon」または「Nhà thờ Đức Bà Sài Gòn」で検索すると見つけやすいです。中心部を観光中であれば、中央郵便局や統一会堂と組み合わせて徒歩で回る方法もあります。
サイゴン大教会とあわせて行きたい周辺スポット
サイゴン中央郵便局

サイゴン中央郵便局は、大教会のすぐ隣にある歴史的建築です。黄色い外観とアーチ状の天井が印象的で、サイゴン大教会とセットで立ち寄りやすい定番スポットです。大教会が改修中で内部見学できない時期でも、周辺散策の目的地として組み込みやすいでしょう。
統一会堂

統一会堂は、ベトナム現代史を知るうえで重要な場所です。サイゴン大教会から徒歩で移動できるため、フランス統治時代の建築とベトナム戦争・南北統一の歴史を同じエリアでたどることができます。見学前にはホーチミンの統一会堂の見どころ・入場情報もあわせて確認しておくと便利です。
サイゴン大教会を訪れるときの注意点
- 2026年9月現在、観光目的の内部見学はできません。
- 工事状況によって外観の見え方や周辺の動線が変わる場合があります。
- ミサは観光時間ではないため、礼拝の妨げにならないよう配慮しましょう。
- 教会は宗教施設です。周辺でも落ち着いた服装・行動を心がけると安心です。
- 内部見学の再開や特別ミサなどは、訪問前に公式サイトで確認してください。
まとめ
サイゴン大教会は、赤レンガの外壁や2本の鐘楼、聖母マリア像が印象的なホーチミンを代表する歴史的建築です。2026年9月現在は改修が続いており、観光客は教会内部を見学できませんが、外観を見ながら周辺を歩くことはできます。
隣接する中央郵便局や徒歩圏の統一会堂と組み合わせれば、ホーチミン中心部の歴史や建築を効率よく巡れます。市内観光全体の予定を組む場合は、ホーチミンのおすすめ観光スポットも参考にしてください。
改修状況や内部見学の再開時期は変わる可能性があるため、訪問前にはサイゴン大教会公式サイトで最新情報を確認してください。
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