ベトナムの治安は大丈夫?旅行前に知る危険エリアと防犯対策
目次
ベトナム旅行を考えるとき、気になるのが現地の治安です。2026年8月31日時点で、外務省の海外安全ホームページではベトナムに「危険情報」は出ていません。
一方、外務省はベトナムの治安状況を総じて安定しているとしつつ、観光地や繁華街ではスリ・ひったくり・置き引きなどの被害が発生していると案内しています。
この記事では、ホーチミン・ハノイ・ダナンで注意したい場所、旅行者が巻き込まれやすい犯罪、スマホ・バッグ・パスポートの管理、被害時の連絡先まで、旅行前に知っておきたいポイントを整理します。
この記事のポイント
- 2026年8月31日時点で、外務省からベトナムへの危険情報は出ていない
- 旅行者が特に注意したいのは、スリ・ひったくり・置き引き・金銭トラブル
- ホーチミン、ハノイ、ダナンには外務省が盗難被害への注意を促している場所がある
- ベトナムでは外国人に旅券携行義務があるため、原本の盗難対策とコピーの分散保管が重要
- 犯罪だけでなく、道路横断やバイクなど交通事故への対策も必要
結論|ベトナムは旅行できるが「日本と同じ感覚」で行動しない
ベトナムは、旅行そのものを避ける必要がある国という状況ではありません。外務省はベトナム国内の治安について「総じて安定している」としています。
ただし、日本人旅行者が観光地、市場、路上などで旅券や現金などの貴重品を盗まれるケースは報告されています。特に、バイクによるスマホのひったくり、人混みでのスリ、ホテルや空港での置き引きには注意が必要です。
最新の公的情報
外務省のベトナム向けページでは、2026年8月31日時点で「現在、危険情報は出ておりません」と案内されています。危険情報がないことは「何も対策しなくてよい」という意味ではないため、現地の防犯情報もあわせて確認しましょう。
旅行前に覚えておきたい5つの防犯対策
- 路上でスマホを長時間出さない。特に車道側では、バイクによるひったくりを意識する。
- バッグは体の前で持つ。財布・カード・現金は1か所にまとめず分散する。
- 移動は配車アプリや信頼できるタクシーを使う。乗車前に車両番号とアプリ表示を照合する。
- 知らない人の誘いについていかない。飲食店への誘導、賭博、「日本のお金を見せて」などの声掛けには応じない。
- 旅券は盗難対策をした上で携行する。顔写真ページのコピーやデジタルコピーも別に保管する。
ホーチミン・ハノイ・ダナンの注意ポイント
以下は「立ち入り禁止の危険地帯」ではありません。外務省が過去の犯罪被害報告を基に、盗難等への注意が必要な場所として挙げているエリアです。観光する場合は、荷物とスマホの管理を強めてください。
| 都市 | 特に注意したい場所・場面 | 主な対策 |
|---|---|---|
| ホーチミン | グエン・フエ通り、ドンコイ通り、レタントン通り、ベンタイン市場周辺、ホテル・空港・商業施設など | 路上スマホを控える、バッグを前に持つ、夜間は路地裏を避ける |
| ハノイ | ホアンキエム湖周辺、旧市街、ドンスアン市場、キムマー・リンラン周辺、バスターミナルなど | 人混みではリュックを前に持つ、財布を外ポケットに入れない |
| ダナン | ドラゴン橋のファイヤーショーなどの混雑時。2026年には五行山で日本人旅行者を狙ったスリ被害も報告 | イベント・観光地では接触する人物に注意し、旅券や財布を内側に収納する |
ホーチミン|1区中心部では路上のスマホとバッグに注意
外務省は、グエン・フエ通り、ドンコイ通り、レタントン通り、ベンタイン市場周辺などを、ひったくりやスリの被害報告がある場所として挙げています。
ホーチミンでは、バイクに乗った犯人が後方から近づき、スマホやバッグを奪う手口が確認されています。写真撮影や地図確認でスマホを使うときは、車道から離れ、周囲を確認してから短時間で済ませるのが安全です。

ホーチミンのエリア別の注意点は、ホーチミンの治安と危険エリア・防犯対策でも詳しく紹介しています。
ハノイ|旧市街・ホアンキエム湖周辺の人混みに注意
ハノイでは、ホアンキエム湖周辺、旧市街、ドンスアン市場などで、スリやひったくり等の盗難被害への注意が必要です。在ベトナム日本国大使館も、2026年1〜3月に旧市街を中心としたスリなどの窃盗被害情報が寄せられていると案内しています。
夜の旧市街やナイトマーケットは観光しやすい一方、人との距離が近くなります。リュックを背負ったままにせず、貴重品はファスナー付きの内側へ入れてください。

ダナン|ドラゴン橋の混雑時と五行山のスリに注意
外務省は、ダナンではドラゴン橋周辺のファイヤーショー開催時をスリ被害への注意場所として挙げています。
さらに在ダナン日本国総領事館は2026年5月、五行山(マーブルマウンテン)で日本人観光客を狙った「体当たりスリ」の被害が2件寄せられたとして注意喚起しました。複数人が体をぶつけるなどして注意をそらし、財布や旅券を盗む手口です。

ベトナム旅行で注意したい主な犯罪・トラブル
1.バイクによるスマホ・バッグのひったくり
ベトナムで特に意識したいのが、道路側から近づくバイクによるひったくりです。スマホを手に持ったまま歩く、肩掛けバッグを車道側に下げるといった行動は避けましょう。

2.市場・ナイトマーケット・公共交通でのスリ
混雑した市場や路上、大型商業施設、長距離バスや列車などでは、バッグのファスナーを開けられて財布を盗まれる被害が報告されています。
バッグは体の前に持ち、現金やカードは分散してください。カードを盗まれた場合は、不正利用を防ぐためカード会社へ早めに連絡することも重要です。
3.ホテル・空港・レストランでの置き引き
ホテルロビー、空港、レストラン、商業施設などでは、荷物から一瞬目を離した隙に盗まれることがあります。席取りのためにバッグを置く、スマホをテーブルの端に置くといった行動は避けましょう。
4.イカサマ賭博・ぼったくり・「お金を見せて」詐欺
外務省は、路上で「必ず勝てる」と声を掛けて賭博に誘うケースや、「日本のお金を見せてほしい」と近づき紙幣を盗むケースを紹介しています。
ホーチミンでは、日本語で親しげに声を掛け、バーやカラオケへ誘導して高額請求する相談も報告されています。知らない人の自宅や店についていかないことが基本です。
5.タクシー・配車時の金銭トラブル
空港や観光地で声を掛けてくる非公式の運転手についていくのは避けましょう。Grabなどの配車アプリを使う場合も、乗車前に車両番号とアプリ表示が一致しているか確認してください。
配車アプリの登録や使い方は、ベトナムGrabの使い方ガイドで詳しく紹介しています。一般タクシーを使う場合は、ベトナムのタクシー完全ガイドも参考にしてください。
6.航空機内・預け入れ荷物からの盗難
近年は、航空機の頭上収納棚や預け入れたキャリーケースから現金やクレジットカードが盗まれたという報告もあります。現金、カード、旅券などの貴重品は、機内でも身近な場所で管理してください。
犯罪対策と同じくらい交通安全も重要
ベトナム旅行では、犯罪だけでなく交通事故への備えも重要です。都市部ではバイク交通が多く、日本とは道路の使われ方が大きく異なります。
- 道路横断中はスマホを見ない
- 信号があっても左右から来るバイクや車を確認する
- 旅行者が安易にレンタルバイクを運転しない
- 夜間や長距離移動では、無理に徒歩やバイクを選ばない

交通事故の原因や事故に遭った場合の対処は、ベトナムの交通事故ガイドで詳しく解説しています。
パスポートはホテルに置く?原本を持ち歩く?
ベトナムでは、在ホーチミン日本国総領事館が外国人には旅券携行義務があると案内しています。そのため、「原本はホテルに置き、コピーだけ持ち歩けばよい」とは案内できません。
旅券は原本を盗まれないよう携行し、バックアップとして顔写真ページの紙コピーやデジタルコピーを別の場所に保管しましょう。
盗難・紛失すると帰国便や旅程に影響する可能性があるため、バッグの外ポケットや簡単に開けられる場所には入れないでください。
スリ・ひったくり・盗難に遭ったらどうする?
- まず安全な場所へ移動する。犯人を追いかけたり、無理に取り返そうとしたりせず、身体の安全を優先します。
- カード・スマホの利用停止を行う。クレジットカード会社や通信会社、端末管理サービスから不正利用を止めます。
- 警察へ連絡・被害届を相談する。ベトナムの警察は113です。言葉に不安がある場合は、ホテルスタッフや現地の知人に同行を相談すると手続きしやすくなります。
- 旅券を紛失した場合は日本大使館・総領事館へ連絡する。帰国のための渡航書や旅券手続きが必要になる場合があります。
- 海外旅行保険へ連絡する。盗難補償や医療費補償の対象になる場合があるため、警察への届出記録や領収書等を保管します。
緊急時の主な連絡先
| 連絡先 | 電話番号 |
|---|---|
| 警察 | 113 |
| 消防 | 114 |
| 救急 | 115 |
| 在ベトナム日本国大使館(ハノイ) | 024-3846-3000 |
| 在ホーチミン日本国総領事館 | 028-3933-3510 |
| 在ダナン日本国総領事館 | 0236-3555-535 |
短期旅行者は、出発前に外務省の「たびレジ」へ登録しておくと、現地の安全情報や緊急時の連絡を受け取りやすくなります。
ベトナムの治安に関するFAQ
Q.ベトナムは今、旅行しても大丈夫?
A.2026年8月31日時点で、外務省からベトナムへの危険情報は出ていません。ただし、観光地や繁華街でのスリ・ひったくり・置き引きなどには注意が必要です。
Q.夜に歩いても大丈夫?
A.人通りのある中心部でも油断はせず、深夜や人通りの少ない路地は避けるのが安全です。少しの距離でも配車アプリを使う方が安心な場面があります。
Q.パスポートはホテルの金庫に置いてもいい?
A.在ホーチミン日本国総領事館は、ベトナムでは外国人に旅券携行義務があると案内しています。原本は盗難対策をして携行し、コピーやデジタルデータを別に保管してください。
Q.タクシーはGrabを使えば安全?
A.配車アプリは料金や車両情報を確認しやすい点で便利ですが、乗車前のナンバー照合は必要です。空港などで「自分がドライバーだ」と声を掛けてくる人ではなく、アプリ上で手配した車両に乗ってください。
まとめ
ベトナムは、外務省が治安状況を総じて安定していると案内しており、2026年8月31日時点で危険情報も出ていません。一方、旅行者にとってはスリ・ひったくり・置き引き・金銭トラブルが現実的なリスクです。
旅行前に特別な準備を大量にする必要はありませんが、路上でスマホを無防備に使わない、バッグを前で持つ、知らない人についていかない、車両番号を確認する、旅券と貴重品を厳重に管理するという基本を徹底するだけで、多くのトラブルを避けやすくなります。
出発前の最終チェック
- 海外旅行保険の補償内容を確認する
- 旅券のコピー・デジタルコピーを分散保管する
- クレジットカード会社の緊急連絡先を控える
- 配車アプリを渡航前に設定する
- たびレジへ登録する
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福岡や日系高級寿司店で修行した料理長が手がける、純粋な和食をコンセプトにした小料理屋スタイルの一軒です。











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