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ベトナムは40番目にいい国:世界で一番「いい国」ランク、日本2位
<写真:VN Express>
ニュースや分析、消費者相談などを行う『USニュース・アンド・ワールド・レポート(U.S. News & World Report)誌』が、『世界で一番「いい国」ランキング2021年版( Best Countries Overall Rankings 2021)』を発表し、ベトナムが40位にランクインした。
ベトナムはその経済成長や遺産、ビジネスへの開放性が評価され、100点中24.5点を獲得。
近隣諸国のフィリピン(44位)、カンボジア(55位)、ミャンマー(58位)を上回る結果となった。
一方で、シンガポール(14位)、タイ(28位)、マレーシア(36位)、インドネシア(37位)はベトナムより上位にランクインした。
このランキングは、世界78の国と地域で冒険心を満たせる環境である冒険的要素、市民の権利、文化的影響力、起業家精神、文化・自然遺産、発動力、政治・経済的影響力、ビジネスの開放度、生活の質の9項目について調査したもの。
ベトナムは政治・経済的影響力、文化・自然遺産、ビジネスの開放度、発動力のカテゴリーが優れていたという。
発動力とは、1人あたりの購買力平価の観点から、各国の将来の成長を予測し、自国の経済的課題を克服するための回復力と勢いを評価したものだ。
文化・自然遺産については、国内にユネスコが認定する世界遺産が8か所あり、世界で25位だという。
また、ビジネスの開放性においては、ランキングの21位にランクインした。
政治・経済的影響力では、近隣のタイやインドネシア、マレーシアを抜き、ベトナムは昨年の25位から今年は6位へと上昇した。
一方で、文化的影響力、起業家精神、生活の質に関しては、あまり良い結果ではなかったという。
『世界で一番「いい国」ランキング2021年版』では前年度1位のスイスを抑えカナダが1位に輝いた。
それに続いて日本、ドイツが2位、3位にランクイン。スイスは今年4位となった。
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