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タイでワクチンパスポートの発行始まる:ベトナムも続くか
2021年05月29日(土)10時36分 公開
<写真:タイのワクチンパスポート発給専用サイトのスクリーンショット / ©︎ポステ>
タイ保健省疾病管理局(DDC)が、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した人のうち、希望者に対してワクチンパスポート(ワクチン接種証明書)の発給を行うことを発表した。
ワクチンパスポートの発給対象となるのは、ワクチン接種済みで海外への渡航予定がある人。
専用サイト(http://vacn.ddc.moph.go.th/)からオンライン予約が可能だ。
なお、タイ国外からのアクセスはできない模様。
発給費用は50バーツ(約170円)で、発給にはワクチン接種証明書や航空券など海外への渡航を証明するもの、パスポートなどが必要だという。
ワクチンパスポートについては、日本や中国、欧州連合(EU)など世界各国で導入の動きが進んでいる。
ベトナム政府も4月上旬に、ワクチンパスポートに関連するシステム開発を完了したことを発表。
「国際的なワクチンパスポートの導入に向けた準備に完全に適合している」と強調した。
ベトナム政府はワクチンパスポートの適用対象者について以下の3つのグループを発表している。
- ワクチンを既に接種済みで、海外に立ち往生しているベトナム人
- 投資やビジネスを目的にベトナム国外からベトナムに入国する外国人
- ベトナム国外からの観光客
今後、ベトナムでも導入となれば、接種したワクチンの種類や出発国などによった入国時の防疫規定が適用されると予想されている。
しかし、ワクチンパスポートをめぐっては、懐疑的な声も上がっているのが事実だ。
保健省の中には、ベトナム国内のワクチン接種は周辺国に比べても遅く、ワクチンの大規模な接種はまだ行われていないため、集団免疫は獲得できておらず、ワクチンパスポート導入後も隔離措置が必要だとの声もあがっている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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