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ベトナムを含むアジアの高校生、最大9割が近視を患う
2023年04月11日(火)11時15分 公開

<写真:Tuoi Tre>
世界保健機関(WHO)の推定によると、ベトナムを含むアジア地域における高校生の最大90%が近視を患っている。
世界中で発生している若者の近視率上昇の主な要因は、日光を浴びる機会の減少や室内での学習時間の長さにあるという。
WHOは2020〜22年の新型コロナウイルスによるパンデミックが事態を悪化させた可能性を指摘している。
近視は遺伝と環境要因によって発症し、両親の一方または両方が近視の子どもは近視になりやすい。
しかし、遺伝子変化には何世紀も要するが、米国における近視有病率は1970年代前半の25%から30年で約42%まで増加した。
WHOによると、近視の増加は先進国に限ったことではなく、東及び東南アジアにおける高校生の推定80%〜90%が近視を発症し、2050年には世界人口の半分が近視になる可能性も予測されている。
近視増加の原因は環境要因が大きく、特に子ども達が屋外で日光を浴びる機会が減少したことに因るという。
ニューヨーク・タイムズ紙が報じた最近の研究では、新型コロナウイルスによる数ヶ月間の社会的隔離が子どもにおける近視の進行を早めている可能性が指摘されている。
カナダで実施された研究では、8歳の子ども達がパンデミック時に学業に必要なスクリーンタイムに加え、レジャーとして1日平均5時間以上スクリーンに触れていたことが明らかになった。
エモリー大学とミシガン大学、天津医科大学眼科病院の研究者によると、2020年の1月〜6月までの学校閉鎖後、小学生12万3535人の視力が大幅に低下し、以前の検診結果と比較すると、特に6歳〜8歳の間で遠距離にある物体を認識する能力が急激に低下しているという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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