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ライオンの鼻病? ベトナムで鼻が異常に肥大化した男性

2023年12月05日(火)11時07分 公開
ライオンの鼻病? ベトナムで鼻が異常に肥大化した男性

<写真:baomoi.com>

 

ベトナム中部の男性が珍しい「ライオンの鼻」という病気の診断を受けた。この病気は鼻の異常な肥大と変形を引き起こす。

 

患者である56歳の男性はハノイ市の中央皮膚科病院に入院し、自身が何年も前に発見した赤にきびの治療を受けたことがないことを明らかにした。

 

過去2年間で男性の鼻の皮膚は赤くなって皮脂が増加し、鼻の先端と側面が拡大して呼吸の障害を引き起こしている。

 

医師によると、男性患者は口で呼吸する必要があるほど鼻が塞がれており、生活の質に大きな影響を与えていた。

 

この病気はベトナムでライオンの鼻症とも呼ばれる鼻瘤(Rhinophyma)で、赤にきびの一形態であるとされている。

 

鼻瘤は鼻の皮脂腺、結合組織、血管の過剰な増殖によって引き起こされ、一般的に男性に多く見られる。

 

今回の症例のように鼻の呼吸路を完全に塞ぐほど鼻が肥大するのは非常に珍しいケースであるとされている。

 

男性患者は鼻の再建手術を受けて呼吸困難の症状が改善したが、赤にきびが依然として鼻の上部や両側の頬にも見られ、再発のリスクがあるという。

 

赤にきびは30歳以上の人に一般的に見られる慢性炎症性の皮膚病で、多くの小さなにきびが集まって形成され、皮膚が赤く腫れあがる特徴を持っている。

 

重症の場合にはライオンの鼻症に進行することがあり、大半のケースは良性であるが、場合によっては適切な診断と治療がなければ、基底細胞癌への進行リスクもあるという。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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