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肛門から10mのサナダムシ、タイグエンの男性が入院治療
<写真:phapluatxahoi.kinhtedothi.vn>
生肉をよく食べる習慣のあるタイグエン省在住の男性A(50)の体内から、長さ10mのサナダムシが発見された。
Aは長年にわたって生魚のサラダ、生血を使用した料理、生の豚ひき肉を頻繁に食べる習慣があったため、10年前にも寄生虫の治療を受けていた。
今回は大便をした際にサナダムシが見つかっただけではなく、肛門からサナダムシが這い出てくることもあり、健康への影響を恐れて中央熱帯病院で診察を受けた。
Aはサナダムシに寄生されていると診断され、ウイルス・寄生虫科で治療を受けることになり、治療後では体内から約10メートルのサナダムシが排出された。
専門家によると、自宅での寄生虫駆除は不十分であり、他人に感染する可能性が高く、薬の摂取やサナダムシ排出状況の正確な監視が不可能であるため、病院での入院治療が必要であるとされている。
完全に寄生虫を排出するには、サナダムシの節と頭部をすべて排出しなければならず、節や頭部が体内に残るとサナダムシは再び成長を続ける可能性がある。
中央熱帯病院ウイルス・寄生虫科の副科長であるグエン・タン・ビン医師によると、サナダムシは成虫と幼虫の形態で人間に寄生する。
サナダムシの寄生は通常、豚肉や牛肉に寄生したサナダムシによって引き起こされ、生の豚肉や牛肉、または十分に加熱されていない肉を食べる習慣と関連がある。
腸内でサナダムシが成長すると、腹痛、吐き気、下痢、または便秘などの非特異的な症状を引き起こす可能性が高い。
また、サナダムシの卵が感染した人の便を通じて排出され、水や土壌を汚染し、生野菜や水生植物に卵が付着することで、食品を汚染する可能性もあるという。
サナダムシの幼虫は、筋肉、皮膚、目、中枢神経系で成長することがあり、重症化すると激しい頭痛、嘔吐、けいれん、またはてんかん発作を引き起こす可能性がある。
サナダムシの寄生を予防するためには、食品をよく加熱し、生の食品を避け、周囲の環境衛生を保ち、正しい手洗いを実践することが重要となっている。
ベトナムでは成虫のサナダムシが全国的に分布しており、寄生率は人口の0.5〜12%で変動する。
そのうち、牛肉経由の寄生が70〜80%を占め、残りの10〜20%は豚肉経由である。サナダムシの各成熟した節からは約5万個の卵が排出される。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。