おすすめのプロモーション
ニャチャンで相次ぐ食中毒、多数のコムガー屋が閉店
<写真:tuoitre.vn>
カインホア省ニャチャン市で相次いで発生した食中毒事件により、市民の間に不安が広がって鶏肉を避ける傾向が強まり、複数のコムガー屋が客足の遠のきによって閉店に追い込まれた。
関係機関は市民に対して、過度に不安になることなく冷静な対応を呼びかけている。
10日の報道によると、同市内の市場では僅かな数の鶏肉販売屋台のみが営業を続けており、商品の量も大幅に減少している状況である。
鶏肉が売れ残る状況は、市場の屋台から飲食店に至るまで市内全域に広がっている。
ソムモイ市場で鶏肉を販売する商人によると、以前は1日に20羽の鶏を販売していたが、コムガーによる食中毒が発生して以来、日に1〜2羽しか売れず、時には1羽も売れない日もあるという。
同市場の管理者であるグエン・ティ・クック氏によると、市場には4人の鶏肉販売者が存在しており、食中毒事件以降は鶏の仕入れ量が約60%減少した。
ダムニャチャン市場では、商人1〜2人が主に生きた鶏を販売しているが、買い手がいないために店は一時的に閉められている。
鶏肉を使ったレストランや食堂も閑散としており、客が来ないために閉店するところも出てきているという。
レーダイハイン通りのコムガー屋「78」の店主は「近日中に区から衛生検査のために検査団が来るとの通知があったが、2日たっても誰も来ていない」と話している。
ヤーシン通りのコムガー屋「Út」の店主は「最近食中毒が頻発しており、客が食事を控えているため、開店しても売上が上がらず、事態が落ち着くまで一時的に店を閉じることにした」と語った。
関係機関は市民に対し、食中毒の原因が鶏肉や鶏肉製品に由来するものかどうか、原産地はどこかといった正確な情報を待ち、過度に心配しないように呼びかけている。
同省保健局のチン・ゴック・ヒエップ副局長は「現在の暑い天候は細菌が繁殖しやすい環境であるため、消費者は食品の選択、調理、保存方法に注意を払う必要がある。調理後2時間以内に食べることが推奨される」と警告した。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。