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ホーチミンのメトロ1号線、第4四半期の商業運転を約束
<写真:tinnhanhchungkhoan.vn>
ホーチミン市人民委員会は、日本の借款を受けたメトロ1号線のプロジェクトの実施期間調整に関する計画投資省の意見に対する回答を発表した。
同市人民委員会は、ベンタイン~スオイティエン間を今年第4四半期に商業運転を開始すること、並びにプロジェクトの総投資額を増加させないことを約束した。
同委員会の報告によると、メトロ1号線の実施進捗は約98%に達し、プロジェクトの投資主体であるホーチミン市都市鉄道管理局(MAUR)が一部の列車の試運転を行っている。
しかし、商業運転を開始するためには、完工検査、システムの安全性評価および認証の取得、インフラ資産の引き渡し、プロジェクト終了手続きを行う必要がある。
2024年7月から11月までの期間に、国家建設工事検査委員会が各項目の検査および完工検査を実施し、プロジェクトは安全証明書の取得およびシステムの安全性評価を完了する予定となっている。
システムの完工検査および安全性評価が完了次第、2024年第4四半期にメトロ1号線は全線商業運転を開始する予定である。
同市人民委員会は、プロジェクトの施工完了時期が2023年から2024年に変更されたが、2023年2月8日に首相によって承認された決定65/QD-TTgの主要内容には影響を与えないとしている。
さらに、プロジェクトの総投資額については、承認された総投資額内で費用が管理されており、追加費用は発生していないという。
追加費用が発生した場合には、同市が投資主体および関連部門に対して適切な対策を指示する予定である。
14の駅を含む全長約20kmのメトロ1号線ベンタイン~スオイティエン間は、同市における8つのメトロ路線の最初のプロジェクトであり、総投資額は調整後43兆7000億ドン(約2690億円)以上である。
同プロジェクトによる同市の都市交通インフラの改善と、市民の交通利便性の向上が期待されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。