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ハノイとホーチミンで高級マンションが人気、供給不足が要因
<写真:tuoitre.vn>
ハノイ市とホーチミン市では多くの高級マンションプロジェクトが、高価格にもかかわらず大きな関心を集めており、重要な要因の1つは供給不足であるとされている。
ハノイ市ナムトゥリエム区タイモー街区にある高級マンションのモデルハウスには、週末になると多くの見学者が訪れる。
このプロジェクトでは様々な面積のマンションがあり、価格は1平方メートルあたり6000万~9500万ドン(約36万8940円〜58万4150円)である。
既に3年以上稼働しているT.S.P.プロジェクトでは、5棟のマンションで4000戸以上の建設が進行中であり、公式販売は2024年8月から開始されるが、既に多くの予約が入っている。
ホーチミン市でも複数のプロジェクトが良好な吸収率を示しており、実際の取引の多くは住宅購入希望者で、再び市場に戻ってきているという。
マイチートー通りのプロジェクトでは、1平方メートルあたり1億2500万ドン(約76万8617円)で700戸が販売され、70〜80%が予約済みである。
ビンタイン区の高級マンションプロジェクトでは、1戸90億ドン(約5534万円)の価格で約100戸が売れ、良好な吸収率を示している。
さらに、数千戸のマンションを含むタオディエン街区の大規模プロジェクトでも、毎週40~60件の取引が成約しているという。
不動産業者によると、供給不足が続く中で高級マンションの需要が高まっており、企業は高級および超高級マンションの開発に力を入れている。
ハノイ市とホーチミン市の市場を比較すると、ハノイ市の方が吸収率が高く、購入者の多くが自宅用に購入しているという。
ホーチミン市不動産協会のレ・ホアン・チャウ会長によると、土地供給の制約と法的手続きの遅れが原因で、市場に出回る合法的なプロジェクトの数が限られている。
このため、開発企業は高級マンションプロジェクトを中心に展開している。
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