おすすめのプロモーション
ホーチミンの新たな地価表、場所によっては30倍

<写真:baomoi.com>
ホーチミン市では、8月1日から12月31日まで適用される予定の新しい土地価格表に関する議論が進められている。
特に中心部の主要な通りであるグエンフエ通り、レロイ通り、ドンコイ通りなどでは、土地価格が8億1000万ドン(約492万2920円)/㎡に達し、最大で現行価格の30倍に達する見込みである。
新しい価格表は、同期間に適用された後、経済的・社会的影響を評価し、2025年1月1日から12月31日までの新しい価格表が策定される予定となっている。
また、2026年1月1日から適用される土地価格表については、2024年施行の土地法に基づき、専門のコンサルタントを雇って策定される予定である。
特に注目されるのは、ホーチミン市中心部の土地価格が急騰する見込みである点である。
トンドゥックタン通り(メーリン広場からグエンタットタン橋まで)は5億2800万ドン(約320万5040円)/㎡、ファムホンタイ通りは4億1800万ドン(約253万8930円)/㎡に達する見込みであり、それぞれ現行価格の約8倍に達する。
また、トゥードゥック市では、特定の区域で土地価格が10倍から17.5倍に上昇する見込みであり、特にグエンヴァンフオン通りの一部では1億4900万ドン(約90万4020円)/㎡まで上昇する可能性がある。
この急激な価格上昇は、市民や企業に対して大きな影響を及ぼすことが懸念されている。特に、ホーチミン市の土地法2024に基づく新しい評価基準が適用されることで、地価に基づく土地使用税も増加する見込みである。
一部の市民は、このような急激な価格変動が市場の実態を反映していないと懸念している。また、企業にとっては、オフィス賃貸料の上昇に伴うコストの増加が避けられない状況である。
ホーチミン市の新しい土地価格表は大きな議論を呼び起こしており、その影響は広範囲に及ぶことが予想される。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。