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ブンタウの売春カフェオーナー殺人事件、被告男性に終身刑
<写真:baobariavungtau.com.vn>
11日にバリア=ブンタウ省人民裁判所は女性カフェ経営者を殺害し、金品を強奪したファム・ミン・ウット被告(28)に対して終身刑を言い渡した。
また、ウット被告は遺族に6億1800万ドン(約356万6460円)の損害賠償を支払うことに同意している。
事件は4月19日朝に発生したもので、金銭に困ったウット被告は盗み目的でブンタウ市内をバイクで徘徊していた。
午前8時頃にウット被告は「Nカフェ」を訪れ、店内にいた経営者のL(38)が1人でいることを確認した。
ウット被告は状況を利用して金品を奪う計画を立てた。
ウット被告はまず疑念を抱かせないように、性的サービスを依頼するふりをしてLに接近した。
Lは性的マッサージを提供することに同意し、料金は20万ドン(約1154円)であると告げた。
ウット被告は性的マッサージを受けたが料金を支払わず、店外を見回して他に誰もいないことを確認した。
Lが料金を要求するとウット被告は「金がない」と言い、バイクの鍵を預けるふりをして近づいて首を絞めた。
Lは抵抗したが、ウット被告は力で押さえ込み、Lを窒息死させた。
Lを殺害した後にウット被告は所持品を物色し、現金約140万ドン(約8078円)と630万ドン(約3万6335円)相当のiPhone 11 Pro Maxを強奪した。
犯行後にウット被告はそのまま現場を立ち去り、奪った金を個人的な用途に使った。
事件発生後にLの遺体が発見され、警察は直ちに捜査を開始した。捜査の結果、ウット被告が容疑者として浮上し、逮捕された。
取り調べにおいて、ウット被告は犯行を認め、自らの行動を詳細に再現した。証拠として押収された現金やスマートフォンもLから奪ったものであることが明らかになった。
裁判ではウット被告の行為が極めて悪質であり、他人の生命を軽視し、財産を奪うために残忍な手口を用いたことが指摘された。
裁判所はウット被告の行為が社会に与える悪影響と被害者遺族の苦痛を考慮し、死刑を避ける理由は見当たらないとしたが、被告が自白し反省している点を鑑み、終身刑を言い渡した。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。