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ホーチミンの土地価格表、最高価格は1㎡あたり約7億ドン
<写真:viettimes.vn>
ホーチミン市人民委員会は22日に土地価格表の修正を正式に決定し、2024年10月31日から2025年12月31日まで適用される新しい土地価格表を発表した。
新しい価格表によると、ホーチミン市で最も高額な土地は1区の中心部にあるグエンフエ通りとドンコイ通り、レロイ通りに位置し、1㎡あたり6億8720万ドン(約411万8708円)となる。
これは2020年に設定された土地価格である5億6700万ドン(約339万8294円)と比較して、21%の増加に相当する。
7月に発表された草案では同エリアの土地価格が1㎡あたり8億1000万ドン(約485万7760円)とされていたが、最終的に調整された。
一方、最も低価格な土地はカンゾー郡ティエンリエン地区の住宅地であり、1㎡あたり230万ドン(約1万3791円)である。
2020年の17万ドン(約1019円)から今回の改定で約13.5倍の増加となった。
農業用地の価格については、2020年の価格表を基に地域や位置ごとに異なる調整係数(K)を掛けて算出され、わずかに増加している。
住宅地の価格は2020年の価格表では市場価格の約30%にとどまっていたが、今回の改定後は市場価格の約50%となっている。
今回の新しい土地価格表は土地利用に関する税や使用料の計算に使用される。
2024年施行の新土地法に基づき、土地価格表の適用範囲は従来の6ケースから12ケースに拡大された。
これによって新たに年間の土地賃料、土地譲渡税、土地使用料の計算や、競売の最低価格設定、再定住用地の価格設定などが含まれるようになった。
ホーチミン市資源環境局は今回の改定が土地使用料や譲渡税の計算に与える影響について、現地の土地価格水準と整合性があると説明している。
また、今回の決定は2020年の規定に基づく一部の項目を維持しつつ、新たな内容を追加している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。