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ハノイで会食後に2人死亡、食中毒の疑い
![ハノイで会食後に2人死亡、食中毒の疑い](https://image.poste-vn.com/upload/vn/news-article/news_article_20241223_1734922126.529.jpeg)
<写真:lifestyle.znews.vn>
ハノイ市内で行われた会食に参加した14人が体調不良を訴え、バックマイ病院の中毒治療センターで治療を受けている。
毒性検査の結果、血液からメタノールやエタノールは検出されず、感染症や細菌性中毒の可能性が高いとみられている。
問題の会食には約80人が参加し、白酒、海藻や蟹卵を使ったサラダ、海鮮スープ、鶏のロースト、蒸し魚、牛肉の煮込みなど、多岐にわたる料理が提供された。
軽食としてケーキやピザ、果物、飲み物も振る舞われた。食事の6時間後から、一部の参加者に頭痛や吐き気、腹痛、軽度の下痢といった症状が現れた。
12月19日夜には2人の死亡が確認され、他の参加者も次々と病院に搬送された。
バックマイ病院に入院中の14人は、消化器系の不調、意識障害、循環不全、代謝性アシドーシス、高乳酸血症など多様な症状を示している。
このうち5人は重篤な感染性ショックを発症し、集中治療室で人工呼吸器や血液透析による集中的な治療が行われている。
中等症以上の患者が大半を占めるが、2人は軽症と診断された。現在、すべての患者に対して血液、尿、便のサンプルが採取され、詳細な検査が進められている。
病院の検査では血液中のメタノールやエタノールの検出は見られなかったが、便サンプルから病原性大腸菌(EPEC、ETEC、EAEC)やカンピロバクターが確認された。
現在、国家法医学研究所および食品安全試験研究所で毒性物質のさらなる検査が進行中であり、毒性物質による中毒の可能性も排除されていない。
バックマイ病院中毒治療センターのグエン・チュン・グエン所長は「本件のような中毒事件は複雑で、原因特定には関係機関の緊密な協力が不可欠である」と述べている。
また、会食に参加した人々に対して、特にアルコールを摂取した場合、異常があれば速やかに医療機関を受診するように呼びかけている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。