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ホーチミンでも大気汚染が深刻化、テト前の交通量と建設工事が原因

2025年01月22日(本日)07時00分 公開
ホーチミンでも大気汚染が深刻化、テト前の交通量と建設工事が原因

<写真:thanhnien.vn>

 

ホーチミン市では、テト(旧正月)に向けた交通量の増加や建設工事の活発化が原因で、大気汚染が深刻化している。

 

車両の排気ガスや建設現場の粉じんが主な汚染源となっており、ホーチミン市内の空気質が急速に悪化した状態にある。

 

ホーチミン市では交通量が増える中で、道路上に渋滞が多発しており、有害物質の排出量が増加している。

 

加えて、進行中の道路建設や修繕作業による粉じんの発生が都市の空気に悪影響を与えているという。

 

特に湿度が高く風が弱い日には、これらの汚染物質が空気中に滞留し、濃いスモッグに覆われる状況となり、結果として視界不良や市民の健康への影響が懸念されている。

 

ホーチミン市では市民の多くが「IQAir」と呼ばれるアプリやウェブサイトを活用して大気汚染に関する情報を得ている。

 

IQAirによると、1月19日にはAQI(大気質指数)が170を記録しており、この数値は「健康に悪影響を及ぼす」レベルとされる。

 

PM2.5の濃度はWHOの年間基準値の16.6倍に相当する83µg/m³に達している。ただし、IQAirのデータは非公式のものであり、完全に信頼するには注意が必要である。

 

公式な大気質データを得るには、都市環境資源局のウェブサイトや環境天然資源省が設置した観測ステーションからのデータが有用である。

 

特に環境天然資源省の公式ウェブサイト(https://cem.gov.vn/)では、ホーチミン市内に設置された観測ステーションから収集された空気質の情報が公開されている。

 

AQIは0から500の範囲で空気の清浄度や汚染度を示す指標であり、数値が高いほど汚染の程度が深刻であることを意味する。

 

特に150を超える場合には健康への影響が懸念され、外出を控えたりマスクを着用したりすることが推奨される。

 

ホーチミン市における大気汚染問題の改善には、市民一人ひとりが正確な情報をもとに適切な行動を取ることが重要である。

 

環境資源省や都市環境資源局が発信する公式情報を活用し、健康を守るための対応を心掛けるべきである。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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