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ホーチミンで異例の大雨、過去20年で最大規模
2025年02月14日(金)07時00分 公開

<写真:tienphong.vn>
ホーチミン市と南部各省では、2月12日夜から13日朝にかけて季節外れの大雨が観測された。南部水文気象局によると、今回の降雨量は過去20年間で最大規模となった。
観測データによれば、ホーチミン市のニャーベ観測所で124.4mm、ドンナイ省ロンタインで126.6mm、ホックモン郡タムトンヒエップで79.8mmを記録した。
さらに、トゥードゥック市やカットライ地区、その他の東南部各省でも40mm以上の降雨が確認されている。
南部水文気象局予報部長のレ・ディン・クエット氏によると、2005年以降、2月に降雨が記録されたのは12回のみで、これまでの最大降雨量は2006年の72.7mmであった。
しかし、今回の降雨ではホーチミン市内で12日から13日にかけて累積120.7mmが観測され、過去20年間で最高値を記録した。
クエット氏は「特に2月13日朝の降雨量は極めて異例であり、ニャーベ観測所では124.4mmを記録した。2月に100mmを超える降水量が観測されたのは、この20年間で初めてのことである」と述べている。
今回の大雨について、クエット氏は「異常気象とは言えないが、南シナ海で発生した熱帯低気圧や、それに伴う低気圧帯、風と湿気の収束が影響を与えた」と分析した。
今後の天候については、2月14日には熱帯低気圧が弱まり、降雨は局地的に限定されるとみられる。
また、2月17日から20日にかけて、上空の東風の乱れにより再び散発的な降雨が発生する可能性がある。
今回の異例の降雨はベトナム南部の気象動向に影響を与える可能性があり、今後の予報に注目が集まる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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