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ホーチミンは猛暑到来、ハノイは高湿度の天気
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<写真:thanhnien.vn>
ホーチミン市中心部では、2月下旬にかけて今季初の広範囲な猛暑が予想されており、南部水文気象センターによると、ホーチミン市の気温が上昇傾向にある。
前半は比較的涼しい日が続いたが、ホーチミン市中心部では局地的な猛暑が発生する日もあった。ただし、気温が35度以上となる日が1~2日続いた後は、一時的に気温が下がる傾向が見られた。
2月の後半に入ると、猛暑は引き続き局地的に発生し、その持続時間が長くなる見込みである。
特に月末には、ホーチミン市中心部の複数の区・郡で広範囲な猛暑が予想されている。最高気温は32~35度が一般的で、一部の地域では35度を超える可能性もある。
2月の降雨は、主に東風による擾乱が原因で発生している。月末には、日中の猛暑が続く一方で、対流活動の影響により、夕方にはにわか雨や雷雨が発生する可能性がある。
雷雨に伴い、突風や落雷のリスクも指摘されている。また、こうした季節外れの雨は、一部の農作物に悪影響を及ぼす可能性がある。
一方、ベトナム北部では、2月16日から霧雨と高湿度の状態が1週間ほど続く見込みである。これは寒気の勢力が弱まり、東へ偏ることで、海から湿った空気が流れ込むためとされる。
この影響で北部全域、特にハノイ市や紅河デルタ地域では霧雨と濃霧が発生し、湿度が80%以上に達する日が続く。住宅の壁や床が湿気を含みやすくなるなどの影響も懸念される。
米国の気象情報サイト「Accuweather」によると、ハノイ市の気温は今後数日間、18~23度の範囲で推移すると予測されている。
標高1500mを超えるラオカイ省のサパ町では、最高気温が18~19度、最低気温が11度程度となる見込みである。
2月21日から22日にかけては、新たな北東季節風が北部に影響を及ぼすと予測されており、再び降雨が発生し、気温が低下する可能性がある。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。