おすすめのプロモーション
Loading...
Loading...
Loading...
日本のANAグループ、越南企業のバナナ1500haを独占契約
2025年02月24日(本日)07時00分 公開

<写真:znews.vn>
日本のANAグループがベトナムのホアン・アイン・ザライ(HAG)がラオスで栽培するバナナ1500ha分を日本市場向けに独占契約したことが明らかになった。
HAGの会長であるドアン・グエン・ドゥック氏によれば、ANAグループは4年前からHAGのバナナを購入しており、当初は数十コンテナの試験的な輸入にとどまっていた。
しかし、日本市場での需要が高まったことを受け、ラオスのボラヴェン高原で栽培する1500haのバナナについて独占契約を結ぶに至った。
輸入と販売はANAグループの子会社であるAna Foodsが担当しており、「あまみ」ブランドとして日本市場に展開している。
ボラヴェン高原は標高900mを超える高地で、昼夜の寒暖差が大きいため、バナナの成長が緩やかになり、デンプンが多く蓄積されることによる濃厚な甘みと柔らかい食感が特徴となっている。
さらに、火山性の肥沃な土壌によって鮮やかな黄色の外皮が形成され、傷みにくく、日本市場の厳しい品質基準を満たしている。
HAGは現在、ラオスとベトナムで合わせて7000ha以上のバナナを栽培しており、日本のほか、中国や韓国などの市場にも輸出している。
一方、ANAグループは1952年に設立された多角経営企業で、傘下には日本第2位の航空会社である全日本空輸がある。
ドゥック氏はラオス産バナナが日本市場で高く評価されていることに触れ、輸出価格が中国向けよりも大幅に高いことを明かしている。
また、年間を通じて価格が安定している点も、日本市場の魅力であると強調した。
ただし、ボラヴェン高原の栽培面積には限りがあり、今後日本市場からの需要がさらに高まった場合でも供給を増やすのは難しいという。
[© poste-vn.com 2012-2025 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
あなたにおすすめの記事
もっと見る
Loading...
Loading...
Loading...