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【速報】ミャンマー中部でM7.7の地震、ハノイ・ホーチミンにも影響

〈画像:znews.vn〉
28日13時20分頃、ミャンマー中部においてマグニチュード7.7の地震が発生した。震源の深さは約10kmと浅く、東南アジア広域で揺れが観測され、タイ、インド、中国南部、さらにはベトナムのハノイ市やホーチミン市にまで影響が及んだ。
米国地質調査所(USGS)はこの地震の規模をマグニチュード7.7と推定し、ドイツの地球科学研究センター(GFZ)はミャンマーでマグニチュード6.9、タイ・バンコクでマグニチュード7.3とする数値を発表した。震源地は北緯21.90度、東経95.65度付近であるとされている。
ベトナム国内では多くの高層建築物において揺れが感じられ、ハノイ市のバクトゥーリエム区、ホアンマイ区、ハドン区、ホーチミン市の1区およびフーニャン区では、多数の住民が建物の外へ避難した。
「16階の部屋が大きく揺れた」「家財道具が5分間にわたり揺れ続けた」といった証言も寄せられている。
また、インド地震センター(NCS)によると、同日13時32分にもマグニチュード7.0の地震が記録されており、震源は最初の地震と同様の地域であると見られている。
ミャンマーの首都ネピドーでは道路に亀裂が入り、建物の天井の一部が落下するなどの被害が確認された。中国・雲南省北部でも揺れが観測されており、タイのバンコクでは一時的に地下鉄やライトレールの運行が停止された。
タイのパエトンタルン・チナワット首相は地震発生を受けて緊急会議を招集し、関係各機関と連携した対応を進めている。
現在のところ、死傷者や大規模な被害に関する公式な報告は確認されていない。
しかし、ハノイ市やホーチミン市などで展開する日系ホテルの東屋によると、タイ発等の顧客からキャンセルが相次いでおり、今回の地震による影響が出始めているという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。