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ベトナムの行政区画再編、34省・市の統合案を公表

<写真:xaydungchinhsach.chinhphu.vn>
ベトナム共産党中央委員会は12日、第13期第11回総会で行政区画再編に関する決議第60号を採択し、全国34省・市を対象とする統合案を正式に公表した。これにより統合後の新たな省・市名とともに、政治・行政の中核を担う都市も明示された。
再編の対象から除外されたのはハノイ、フエ、ライチャウ、ディエンビエン、ソンラ、ランソン、クアンニン、タインホア、ゲアン、ハティン、カオバンの計11省・市である。
統合案の概要は以下の通りである。
トゥエンクアン省とハザン省を統合し、「トゥエンクアン省」とする。行政の中心地は現トゥエンクアン省である。ラオカイ省とイエンバイ省を統合し、「ラオカイ省」とし、行政中心は現イエンバイ省に置かれる。バクカン省とタイグエン省は「タイグエン省」として再編され、行政中心は現タイグエン省に定められた。
ビンフック省、フート省、ホアビン省の三省は「フート省」に統合され、行政の中枢は現フート省が担う。バクニン省とバクザン省は「バクニン省」となり、行政中心は現バクザン省に置かれる。フンイエン省とタイビン省は「フンイエン省」に統合され、行政の中心は現フンイエン省となる。
ハイズオン省とハイフォン市は統合され、新たに「ハイフォン市」となり、行政中心も現ハイフォン市が引き続き担う。ハナム省、ニンビン省、ナムディン省の三省は「ニンビン省」として統合され、行政中心は現ニンビン省に設定された。
クアンビン省とクアンチ省は「クアンチ省」として再編され、行政中心は現クアンビン省となる。クアンナム省とダナン市は「ダナン市」として統合され、行政中心は現ダナン市が引き継ぐ。コントゥム省とクアンガイ省は「クアンガイ省」に統合され、行政中心は現クアンガイ省に置かれる。
ザライ省とビンディン省は「ザライ省」に、行政中心は現ビンディン省に設定された。ニントゥアン省とカインホア省は「カインホア省」に統合され、行政の中心地は現カインホア省とする。ラムドン省、ダクノン省、ビントゥアン省の三省は「ラムドン省」に統合され、行政中心は現ラムドン省に設置された。
ダクラク省とフーイエン省は「ダクラク省」として再編され、行政中心は現ダクラク省となる。バリア=ブンタウ省、ビンズオン省、ホーチミン市は統合され、「ホーチミン市」となり、行政中心は現ホーチミン市が務める。
ドンナイ省とビンフオック省は「ドンナイ省」に統合され、行政中心は現ドンナイ省に置かれる。タイニン省とロンアン省は「タイニン省」として再編され、行政中心は現ロンアン省が担う。カントー市、ソクチャン省、ハウザン省の三地域は「カントー市」に統合され、行政中心も現カントー市に定められた。
ベンチェ省、ビンロン省、チャーヴィン省は「ビンロン省」に統合され、行政の中心地は現ビンロン省とされる。ティエンザン省とドンタップ省は「ドンタップ省」に統合され、行政中心は現ティエンザン省となる。バクリエウ省とカマウ省は「カマウ省」となり、行政中心は現カマウ省に設定された。最後に、アンザン省とキエンザン省は「アンザン省」に統合され、行政中心は現キエンザン省に置かれる。
本統合案は今後、政府および各地方によって詳細な統合計画が策定される予定であり、5月から6月にかけて開かれる国会での審議を経て、正式に決定される見通しである。
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