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ホーチミンの労働年齢人口比率、74.2%で人口黄金期を迎える

2025年04月30日(本日)07時00分 公開
ホーチミンの労働年齢人口比率、74.2%で人口黄金期を迎える

<写真:baophapluat.vn>

 

ホーチミン市保健局は2024年時点における人口が952万1886人に達し、労働年齢である15〜64歳の人口比率が74.2%に上ったことを発表した。

 

これによりホーチミン市は現在、経済成長に寄与する「人口ボーナス期(人口黄金期)」を迎えている。

 

1976年7月時点で約350万人であった人口は、約50年で3倍近くに増加した。現在、15歳未満の人口比率は18.2%、65歳以上は7.6%となっている。

 

出生時の男女比では男子が106.1人に対して女子100人とやや偏りが見られるが、経済活性化や周辺地域からの労働力流入により人口規模は安定して推移している。

 

ホーチミン市では出生前診断率が85%以上を維持しており、平均寿命も1979年の66歳から2024年には76.6歳へと延び、全国平均の74.7歳を上回った状態にある。

 

ただし、高齢者の健康課題も顕在化しており、健康診断の結果によると高血圧の割合は61.6%、糖尿病またはその疑いがある者の割合は25.68%に達している。

 

一方、ホーチミン市では総出生率の低下が深刻な課題で、出生率は全国の人口置換水準を大きく下回り、21の出生率低位地域の1つに分類されている。

 

これにより将来的には若年層および労働力人口の減少、高齢化の加速が懸念される状況にある。

 

ホーチミン市は社会保障、教育、医療、住宅政策、税制、娯楽施設の整備を一体的に進め、若い夫婦が安心して子どもを産み育てられる環境づくりを目指している。

 

さらに、2025年にはベトナム国家人口戦略(2030年まで)に基づく行動計画を推進し、低出生率問題、出生時性別比の偏り、高齢化対応に取り組む方針である。

 

また、包括的な健康管理政策を策定し、妊婦や乳幼児、労働者、高齢者の健康増進を図る考えである。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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