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脳内に寄生虫が散在、ベトナムでは生モノに注意
2025年04月30日(昨日)07時00分 公開

<写真:khoahocdoisong.vn>
ハノイ市において10日間にわたり断続的な頭痛を訴えていた51歳の男性が病院を受診した結果、脳内に寄生虫が散在していることが判明した。
患者は生魚や豚の血液料理(ティエットカイン)、発酵生肉(ネムティン、ネムチャオ)など、生または加熱不十分な食品を常食していたことが明らかになった。
メドレック総合病院の医師団によれば、これは寄生虫感染症(神経嚢虫症)によるものである。
頭部画像診断において大脳および小脳を含む複数部位に石灰化した寄生虫の痕跡が認められた。
現在、患者には治療薬が投与され、健康状態の厳重な経過観察が行われている。
同院の医師によれば、寄生虫感染症は数年から最長20年にわたり体内で潜伏し、脳への感染が進行すると記憶障害、頭痛、視力低下、さらには予告なしの発作を引き起こす危険がある。
特に発作は交通事故などの深刻な二次被害を招く恐れがあり、症状が現れた時点では治療が困難な場合もあるという。
感染源は十分に加熱されていない食品や汚染された生野菜の摂取であるとされる。
豚の糞便や汚染水を介して野菜に寄生虫が付着する危険性も指摘されている。
医師らは加熱調理された食品の摂取、飲料水の煮沸、食事前後の手洗い、6か月から1年ごとの定期的な駆虫、衛生的な食材の選択を呼びかけている。
また、生活環境の清潔維持も感染防止に重要であるとしている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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