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ハノイの生野菜好き若年男性、同時に3種類の寄生虫に感染
2025年02月24日(本日)07時00分 公開
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<写真:laodong.vn>
ベトナムの国立熱帯病病院は寄生虫感染による肝膿瘍を発症した複数の患者を受け入れており、その中には3種類の寄生虫に同時感染した20歳男性の症例が含まれていた。
患者H.N.Q(20)は右季肋部に鈍い腹痛が続いたため入院した。過去の健康状態は安定していたが、生野菜を頻繁に食べており、定期的な虫下しは行っていなかった。
発熱はなかったが、肝臓の超音波検査で最大30mmの膿瘍を含む複数の肝膿瘍が確認された。血液検査で好酸球の増加が見られたため、寄生虫感染が疑われた。
血清検査の結果、大肝蛭、犬条虫、糞線虫の3種類に感染していることが判明した。ベトナム保健省のガイドラインに基づいて特別な治療が施され、2週間後には症状が改善した。
同じ病院にはハノイ市ソクソン郡のN.V.T(54)も右季肋部の鈍痛を訴えて入院した。生魚の刺身を頻繁に食べる習慣があり、超音波検査で38×26mmの肝膿瘍が確認された。
血清検査の結果、大肝蛭と犬回虫に感染していることが判明し、適切な治療により症状は大幅に改善した。
国立熱帯病病院のウイルス・寄生虫科のチャン・ズイ・フン主任医師は「生活環境や食生活が感染リスクに大きく影響している」と指摘する。
特に生野菜や生魚の摂取、不十分な衛生管理が感染の要因となっている。
また、治療が遅れると膿瘍が増大し、二次感染、敗血症、肝不全、多臓器不全などの深刻な合併症を引き起こす可能性があるという。
予防策として、食材の十分な加熱や流水での生野菜の十分な洗浄、食事前やトイレ後の手の洗浄、6ヶ月ごとに定期的な虫下しが推奨されている。
また、犬・猫を飼育している場合は、ペットへの定期的な虫下しも必要とされる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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