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ベトナム料理3品、世界の朝食トップ100に選出

<写真:baogialai.com.vn>
世界の料理評価サイトのテイストアトラス(Taste Atlas)は最新のランキングとして「世界の朝食ベスト100」を発表し、ベトナムを代表する朝食料理から3品を選出した。
同ランキングにリストアップされたのは、ベトナム風ビーフシチューのボーコー(Bò kho)とフエ風牛肉麺のブンボー・フエ(Bún bò Huế)、生姜焼き定食のようなコムタム(cơm tấm)である。
このうちボーコーは5点満点4.4点の評価を獲得し、第28位にランクインした。
南部を中心に親しまれているこの料理は、シナモンやサテ、レモングラスなどの香辛料で味付けした牛肉を柔らかく煮込み、ニンジンを添えて提供される。
ベトナム風フランスパンであるバインミーや米麺のフーティウとともに食されることが多く、香草を添えることでその風味が一層引き立つ。
ブンボー・フエは第53位にランクインした。フエ地方の名物料理であるこの麺料理は、豚肉と牛骨から取った出汁をベースに、太めの米麺、牛肉、蟹の練り物などが加えられる。
サラダ菜やバナナの花、モヤシ、香草など多彩な付け合わせが用意されており、調和の取れた奥深い味わいが特徴である。
また、コムタムは第75位にランクインした。砕き米を炊き上げたご飯に、焼き豚のスペアリブや豚皮、卵の蒸しケーキを添え、甘酸っぱいヌクチャムをかけて味わうのが一般的である。
加えて、目玉焼きや腸詰を添えるバリエーションもあり、食べ応えのある朝食として広く親しまれている。
このランキングは2025年4月中旬までに集められた2万3691件の有効評価および専門家の意見を基に集計されたものである。
ベトナム料理の多様性と豊かな味わいが、国際的にも高く評価された結果となった。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。