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ヤギのおっぱい焼き肉、実は大半が豚のおっぱい
2025年05月09日(本日)07時00分 公開

<写真:tuoitre.vn>
ドンナイ省を中心に人気を博しているヤギ肉料理の陰で、ヤギのおっぱいと称して、実際には豚の乳腺を提供している店舗が少なくない実態が明らかとなった。
地元の著名なヤギ肉店「クイン・カー」の店主クイン氏によれば、本物のヤギの乳腺は非常に希少であり、実際には多くの店舗が豚の乳腺を下味付きで提供しているという。
同様に「ロック・ゼー・ボーソン」の店主ロック氏も「当店ではメニューに正しく『豚のおっぱい』と記載している。長期的な営業を見据えれば、正直な商売が不可欠である」と述べている。
ヤギのおっぱいが希少とされる理由は、雌ヤギが主に繁殖用として飼育されており、市場に流通する機会が限られているためである。
ドンナイ省内では約20万頭のヤギが飼育されているが、1頭あたり得られる乳腺は0.5〜1kg程度にとどまる。
一方、豚の場合は1頭あたり5〜7kgの乳腺が得られるため、供給量には大きな差がある。
農業当局幹部のグエン・チュオン・ザン氏は「乳腺が加工された後ではヤギか豚かの識別が困難である」と指摘し、衛生面および表示の正確性の重要性を訴えた。
また、ヤギのと畜については郡内に登録された施設が1〜2カ所しか存在せず、非公式な屠畜業者への監視体制には限界があることも明らかとなった。
こうした実態は食品表示の信頼性と消費者保護における深刻な課題を浮き彫りにしている。
消費者が「ヤギのおっぱい」として注文する商品が実際には豚の乳腺である可能性を踏まえ、関係当局には表示の適正化および監視体制の強化が強く求められる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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