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ホイアンで物乞いが増加、後手に回る対処の課題
2025年05月16日(本日)07時00分 公開

<写真:tuoitre.vn>
中部ベトナムの古都ホイアン市において近年、物乞いや露天商の増加による混乱が顕在化している。
市民および観光客からの苦情が相次いだことを受け、ホイアン市人民委員会のグエン・ヴァン・ソン委員長は、14日に現状について説明を行った。
ソン委員長の説明によれば、ホイアン市は現在、クアンナム省とダナン市との行政統合に向けた移行期にあり、市政機構の解体を控える中で、行政機能が一時的に不安定な状況にあるという。
そのため、都市の秩序維持や違法な露店営業および物乞いへの対処が後手に回っている状況である。
特に旧市街地においては、露天商や物乞いが観光客に対してしつこく付きまとうといった迷惑行為が横行しており、市の景観や観光地としての印象に悪影響を及ぼしている。
中には、障がいを装って同情を誘うような行為も確認されている。
さらにホイアン市では現在、旧市街地における防火設備や排水処理システムの整備工事を、総額2000億ドン(約11億31600万円)規模で急ピッチに進めており、歩行者専用区域における掘削作業が混乱に拍車をかけている状況である。
ソン委員長は「移行期における混乱は避けがたいものであるが、6月までには主要な作業を終え、秩序回復に向けて体制を強化する」と述べている。
観光都市としてのホイアン市の名声を守るため、同市は今後も管理体制の強化に努める方針である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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